イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ミーシャ・バートン、太い脚がキライで人生を悲観か。

ミーシャ・バートン(23)が危ない、という911ではない連絡を受けた警察は15日、ミーシャを自宅から「シーダーズ・サイナイ・メディカル・センター」に運び、精神科病棟に入院させた。病棟での扱いはコード5150、自傷、自殺の危険がある患者に最低3日間の強制入院措置がとられるものであるが、すでに1週間が経過した。ミーシャの精神状態をそこまで追い込んだものが、徐々に明らかになってきた。

15日の通報は、ミーシャの最近の薬物依存が度を越していること、人生を悲観しきっている様子に自殺願望を心配した、ごく親しい人物から警察へのヘルプの要請であったという説が有力のようである。

ミーシャはドラマ『O.C.』の大ヒットで、モデルから女優へと仕事の域がぐっと広がり、若い女性のファッション・アイコンとしても大事な存在。しかし薬物使用、道路交通法違反行為、連夜のクラブ遊びと、業界ではお行儀の悪い女優とみなされていたのも事実である。

同様のライフ・スタイルを楽しんでいたはずのリンジー・ローハンは、リハビリを経てサマンサ・ロンソンに夢中になり、ニコール・リッチーはママになり、「ワルくても売れてりゃイイのよ!」と胸を張ってツルんでいた仲間が、一人ひとりミーシャから去っていった。

ミーシャに親しい女性たちは今、次々とメディアに最近のミーシャの様子を語っている。概して言えることは、ミーシャはハリウッドに次々とデビューする同世代の女性タレントと自分を常に比較しており、自分のボディ・ラインがキライ、特に脚の太さがイヤ、これは大きなストレスだと言っていたようだ。

昨年、オーストラリアにて母との休暇を楽しんでいたところをパパラッチにキャッチされ、そのビキニ写真に、セルライトをわざと増やす “カテージ・チーズ加工” が施され、世界中に出回ってしまった。それが画像のイタズラであると間もなく判明したものの、ミーシャはその頃のどの写真についても、自分の足が太いことは間違いない、痩せなくてはと言い、摂食障害にならないかと人々は心配したという。

案の定、ミーシャは3月、頬がコケるほどの激ヤセぶりが報じられた。この激ヤセについては、殆どのメディアが拒食症などを心配したが、あるメディアは “今の私はとても幸せだし、健康的に見えるでしょう?もう肥満の心配なんてないわ” といった説明を加え、それが彼女をひどく傷つけたという。

こんなに頬がこけ、ヤツれた顔の方が健康的に見えるのかとショックを覚え、その当時は恋愛も何もかもうまく行かず、心身ともに健康でも幸せでもなかったことから、「人の気持ちも知らないで、勝手な解釈をしないで!私の心、人生は私だけのものよ。」と自身のブログに憤慨の気持ちをぶつけていた。

この頃からミーシャは、誰と交際しても恋愛はうまく行かず、ドギツい化粧でのパーティ遊びが止まらなくなり、ダイエットもやめ頬はふっくらと戻り、連夜のパーティでお昼すぎに目が覚めるような生活の中、犬の散歩以外体を動かすこともなくなったという。

最新主演作『Homecoming(原題)』のニューヨーク・プレミアをキャンセルしてしまい、しかし今月末には『The Beautiful Life』の撮影も始まる。やはりここでもミーシャが主演女優、クランク・インには満を持して臨みたいとミーシャが前向きに語っていると、この度代理人も米芸能誌「People」に伝えている。

ハリウッドで長く生きていくには、売れ始めたらお金と体調の管理をしっかりすること、信頼できる人が周囲にいること、そして傷つかないタフな精神力、そのどれも欠けていてはならない。そして何よりも、自惚れと言われても構わない、自分への強い自信を持つことが必要なようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)