イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】遺族も仰天。 マイケル・ジャクソンの遺言状に、ダイアナ・ロスの名が!?

故マイケル・ジャクソンが2002年7月に作成、しかし遺族らは存在を認めないと主張、ここ数日話題となっていた遺言状が、現地時間の7月1日午前、その法的効力を認められた。その中でマイケルは、子供たちの世話を母キャサリンさんが見ることが出来ない場合は、歌手のダイアナ・ロスに後見人を依頼したいと記していたことを、米芸能誌「OK!」が報じた。

500億円、あるいは1000億円とも言われるマイケルの資産について、マイケルはその遺言状で、“私の資産は現金、そして現金化しにくい動産・不動産、また、現在はソニーATV社によって管理されていますが、私の音楽著作権や肖像権に関して今後も様々な収入が入ってくるため、資産は予測不可能な部分をおおいに含んでいます”と述べている。

彼はそうした遺産について、全てをいったん『Michael Jackson Family Trust』へ託し、そこから母キャサリン・ジャクソンと3人の子供への分与、そして慈善事業への寄付をと希望しているようだ。

その『Michael Jackson Family Trust』なる財団についても、かつての弁護士や会計士、音楽活動で世話になった人々であるジョン・ブランカ、ジョン・マクレイン、バリー・シーゲル各氏を新たに共同執行人として挙げ、以後の資産管理を委託したいとある。

なお、幼いマイケルに音楽活動を強要し、虐待のようなレッスンを続けたと言われる父親のジョセフさん(79)は、予想通り遺産相続人のリストからは外されており、遺言状の執行人については、作成時に協力していたマイケルの元顧問弁護士、ジョン・ブランカ氏が指名されている。

ここまでは何ら不自然なところのない内容と評価されているが、補足部分が少々興味深い。マイケルは、通っていた皮膚科医院の元看護師で、プリンス君、パリスちゃんを生んだ元妻のデビー・ロウさんを、「意図的にリストから外しました」とした上で、こう記している。

“もしも子供たちが未成年のうちに私が他界するようなことになり、その時母キャサリンが、3人の子の面倒を見ることが出来ないと判断した場合は、ダイアナ・ロスさんが子供たちの後見人になってくれるよう希望します。”

母キャサリンさんも79歳と高齢だが、2番手とご指名を受けてしまったダイアナ・ロスも、少しは若いがそれでも65歳。栄誉には違いないが、突然3人の元気よい未成年の子供たちを託され、身代金目当ての誘拐や盗難、詐欺を日々恐れて暮らす日々など、さぞかし生きた心地がしないであろう…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)