水曜、スウェーデン南部を激しい雷雨が襲い、これにより3頭の馬が死亡、道路は水で氾濫しビルを破壊した。また、ショッピングセンターの屋根が崩壊するという被害があった。

ここ数日、スウェーデンは夏日が続きとても暑い日が続いているが、突如として激しい雷雨がスウェーデン南部を襲った。

スウェーデン中部のSkaraでは、100平方メートルあるショッピングセンターの屋根の一部が強風により崩壊した。「ショッピングセンターがお客さんで賑わっている時に起こりました。屋根は床まで落ちましたが幸いそこには誰もいませんでした。」緊急作業員のJoakim Ramåkerさんは語る。このショッピングセンターの屋根崩壊は、この悪天候により引き起こされた多くの問題のうちの1つであった。

「悪天候は、炎と洪水の両方を引き起こしました。Skaraを車で通るのは不可能でした。」と前述のRamåkerさんは語る。Skaraの自治体のスポークスマンは、「午後1時頃に雨が降り始めましたが、激しくなったのは午後2時頃です。狂ったように雨が降りました。窓から外の景色をほとんど見ることが出来ませんでした。こんな激しい多量の雨を見たのはスウェーデンで初めてです。」と語る。

救急隊は、浸水したビルより通報を40件以上うけ、そして何千もの家庭が停電した。また、落雷により3頭の馬が死亡した。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）