writer : techinsight

遊びながら学べるマンション購入シミュレーションゲーム。

マンション購入を考えている人へはもちろん、そうでない人も自分の人生設計を考えるのに役立ててみてはいかがか。実際にマンションを購入したらどうなるのか、実用的にシミュレーションできて、しかもゲーム感覚で楽しめるという一石二鳥なサイトが登場した。


不動産の売買仲介を行う株式会社嘉七は、自社の運営する不動産ポータルサイト「嘉七マンションネット」にて、マンション購入を疑似体験、学習できる「マンション購入シミュレーションゲーム」を公開した。無料で遊ぶことができる。

「マンション購入シミュレーションゲーム」では、プレイヤーは、主人公の年齢、年収、貯金、勤務先の安定度、奥さんの血液型など、自分に近いものを選べる。与えられた時間は2週間単位で進む12ターン=半年だ。

半年の間に、不動産会社の営業マンと接触したり、情報収集を行い、内見を繰り返す。購入するマンションを決めた後は、銀行の住宅ローンを組み、返済計画などを決めて、スコアを競っていく。家族サービスをして奥さんとの友好度をあげたり、レジャーに行ってストレスを発散したりと、本格的なゲームとなっている。

また、「宝くじが当たる」「浮気が発覚する」「両親が資金援助してくれる」など、ゲームを盛り上げるイベントも多数用意されている。そして、ゲーム内には実名のマンションが登場する。

もちろん、ただのゲームで終わるわけではない。ゲームを進めながら、中古マンションを購入した際のリフォーム費用の目安や、マンションの価格、ローンのシミュレーションなどを遊びながら学べるようになっているのだ。不動産の売買仲介を行う嘉七マンションネットが作っただけあって、リアリティのある内容となっている。

そして、スコアのランキングがリアルタイムで更新され、上位5名には3カ月おきに賞金としてデパートの商品券が進呈される。さらに、ゲームはブラウザ上で動き、他のプレイヤーとチャットで会話することも可能だ。マンション購入を考える者同士、情報交換をしたり悩みを相談、共有できるのもうれしい。

ゲームは、嘉七マンションネットのメンバーズクラブに登録すれば、誰でも無料でプレイできる。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)