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writer : techinsight

【EU発!Breaking News】日本人カップル、メニューを見ずに食べたディナーが10万円?!(イタリア)

イタリアに観光で訪れていた日本人カップルが、レストランでロマンティックな食事をとった。ロマンティックな気分もつかのま、メニューを見ず、ウェイターが持ってきた料理を楽しんだ食事代が、なんと合計で695ユーロ(約9万円強)!うち、115.50ユーロ(約1万6千円)はチップ代であった。

6月19日、まだ夜も暮れ始めた時間に、日本からやってきた2人のカップルがレストラン「Piazza Navona」に訪れた。このカップルが入店し、外のテーブルに座った時、誰もメニューを提供しなかったという。そして、ウェイターがフレンドリーな英語で優雅にコース料理の説明を始めた。「私を信じてください、素敵な時間を約束しますよ!」と。

そして、日本人カップルはメニューを自分達で選ばず、値段もわからないままウェイターが運んできたコース料理を楽しんだ。コースの内容は2皿のパスタ、2人分のメインディッシュと2人分のアイスクリーム。ロマンティックなディナーを楽しみ、会計を済ませようとした所、なんと伝票を見ると「合計695ユーロ(約9万円強)」となっているではないか!しかも、加算されていたチップ代115.50ユーロはカップルの同意無しであった。いくらなんでもパスタにメイン、そしてアイスクリームで1人5万円弱は悲惨である。

カップルは不平を言ったが、レストラン側も負けない。日本人カップルはそのまま警察へ行きこのレストランを通報。警察がこのレストランへ視察に行き、店内を隈なくチェックをしたが、このレストランはメニューにきちんと料理の値段を載せておらず、またキッチンも汚く不衛生であった。警察はこのレストランに閉鎖を言い渡し、「二度とオープンするべきではない」と語る。

このレストランもレストランだが、今後食事へ行くときは、いかなる場合でも必ずメニューと値段の確認を怠らないように、という教訓であった。
(TechinsightJapan編集部 新谷友海)