writer : techinsight

またmixiで飲酒運転告白!ユーザーは「嘘」をついたと訂正。

過去、ユーザーの問題ある書き込みで何度もニュースになっているmixi。にもかかわらず、またも「飲酒運転をした」と書き込んだユーザーがいる。

今回の件が明るみにでた発端は、飲酒運転を告白したユーザーのプロフィールに書かれている在籍大学のmixiコミュに、他のmixiユーザーが書き込んだこと。

コミュには7日に『飲酒運転はダメですよね?』と題したトピがたてられ、問題の日記の内容が転載された。
それによると、問題のユーザーが「バイト終了後にバイト仲間と飲みに行き、帰りには酔った状態で原付で帰ってきた」という内容の日記を、全体に公開してアップしたというのだ。コミュのトピには、卒業生からという「飲酒運転ですが当然ながらダメだと思います」「飲酒運転はホントやめましょう」と、ごくごく当たり前のレスがついている。

プロフィールに東北地方の大学の院生(プロフィールの内容が真実であるならばという前提ではあるが)であると書かれた問題のユーザの日記では、該当のエントリーは既に削除もしくは非公開となっており閲覧することは出来ない。しかし、同ユーザーは6日付けで『昨日の訂正』と題した記事をアップしているところから、トピに転載された内容の記事はやはり存在していたようだ。
訂正記事では、「飲酒運転して帰ったというのは…嘘です(笑) 」「実際、大袈裟な事を書いてみたら、どうなるかなと思い書いたのですが…本気にしちゃった方、すいません…。 」と謝罪。しかし、この「嘘」だったという言葉が真実だとしても、そんなことを全体へ公開の日記としてエントリーするなど、何を考えているのかと突っ込んでしまいたくなる。

コミュに投稿したユーザーが、トピ内で「学校には通報させていただきました。」と書いていたため、早速記者は該当の大学へ確認を試みた。しかし、大学側で電話対応をしてくれた方は「確認していないので、お答えできないのですが」ということであった。また、大学院生という、より上を目指して勉学にいそしんでいるはずの学生が、事実であれ冗談であれこういった書き込みをしたことについてどう思うかとも伺ってみたが「個人的な意見は控えさせていただきたい」とのこと。そして、「(通報については)あったのかどうか確認はしていない」という答えであった。

この情報化社会の中で幾度となく取り上げられてきた、軽はずみな書き込みや動画の公開。過去を振り返ると、解雇や退学・採用取り消しなど代償が大きいものも。ましてや、該当の大学には情報通信工学科という、まさに今の世の中に切り込んでいく学科も設置されている。そういった大学であれば、このご時世、こういったリテラシー教育については徹底されていると思っていたのだが・・・どうやらそうではなかったようだ。

今回は、早々に記事を取り下げたことで炎上には至らなかったようだが、問題のユーザーには、ぜひとも過去の類似事例を調べて読み返していただき、自身の行った行為が如何に愚かで軽はずみな行為であったかをきっちりと認識して欲しいものである。
(TechinsightJapan編集部 北島要子)