writer : techinsight

【自動車氷河期をゆく!】車も売れなきゃタイヤも。ブリヂストン1社体制へ

車が1台減ればタイヤは4本減る。自動車業界の動きの悪さは、その周辺を取り巻くメーカーにも大打撃を与える。ブリヂストンは体制の再編を発表した。

ブリヂストンはこれまで、ブリヂストンスポーツ東日本、株式会社ブリヂストンスポーツ西日本と2社体制で事業を展開してきたが、2009年7月1日より1社体制とすると発表した。

ブリヂストンといえば国内タイヤメーカー最大手である。しかし同社も、自動車氷河期の影響も当然ながら受けている。乗用車1台につき4本必ずついているタイヤである。車1台の差は、タイヤ4本の差となる。当然であるが、車が売れなければタイヤも売れない。他人事ではないのである。

売り上げが下がる中、コストを削減して、利益の出やすい体制にシフトする結果となった。
(TechinsightJapan編集部 ”自動車魂世界一”car journalist 木下)