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今回の【ドラマの女王】は、NHK朝の連続テレビ小説『つばさ』の番外編、前回の「西城秀樹の園芸番組がヤバイ。」に引き続き、つばさの心優しき仕事仲間・浪岡正太郎に扮しているROLLY(ローリー)の“本業”に迫る。ROLLY(ローリー)はただのオカマっぽいお兄さんではなく、長く日本の音楽シーンを引っ張って来た名ギタリスト。それを再認識すべくライブに足を運んだ。今年の夏はROLLYの本業もヤバイ。
ドラマ『つばさ』の中に登場する草食系奇人・浪岡正太郎(ROLLY)は、コミュニティーラジオ局「ラジオぽてと」の試験放送でつばさのDJに感動し、その気持ちを綴った曲をつばさに贈るが、ストーカーと勘違いされてしまう。その後は「ラジオぽてと」の音楽担当として働いている。この前は、つばさの祖母・玉木千代(吉行和子)とデートに行ったり、今週は「のど自慢大会」につばさと出場するため、小坂明子の「あなた」を熱唱してみたり(もちろんギターつき!)ここのところ出番が多い。一見ハデで、朝に似つかわしくない外見の浪岡なのだが、美しい身のこなしと「かしこまったしゃべり方」が年配者の心をガッチリ掴んでいる。一途につばさを思う気持ち(しかし、つばさは、ブラザートムの息子と恋愛中。)もいじらしいのだ。
主な視聴者の年配者と『つばさ』のターゲット層である子どもたちは知らないであろうが、浪岡正太郎を演じている ROLLY(ローリー)は、アラフォー世代の間では今でもカルト的な人気を誇るミュージシャンである。記者が高校生だった20年前、ロックバンド・すかんちのボーカル・ギター「ローリー寺西」として活躍し、その後もずっと音楽活動を続けている。ドラマやバラエティはいわば副業で、なにしろ本業は歌とギターなのである。
『つばさ』の浪岡さんが“ドラマより100倍輝く”、 「THE 卍(ザマンジ)」のライブに足を運んだ。
埼玉県の西川口にあるライブハウス「Hearts」で、ギタープレイに定評のある数組のバンドがライブを行った。本日「THE 卍(ザマンジ)」はラストに演奏するスペシャルゲストである。
「THE 卍(ザマンジ)」は昨年から、ROLLYが元マルコシアス・バンプの佐藤研二と元X-RAYの高橋ロジャー和久とともに結成しているグループ。実績を積んだミュージシャンによる大人のバンドだ。今日は「THE 卍(ザマンジ)」目当てに日曜の夜だというのに沢山の人で賑わっている。
「寝食を忘れてギターを愛してしまった。」みたいな数組のバンドの演奏が終わり、いよいよお待ちかね「THE 卍(ザマンジ)」の演奏が始まった。
まず、出す”音”が違う。何千、何万とライブを行ってきている、「THE 卍(ザマンジ)」の各メンバーの出す音はギターもベースもドラムも独特のツヤがあり、大きな音でもうるさくない。でも、ドラム高橋の「難聴(なんちょう)の歌」など“不思議な歌詞”の曲ばかり。すごく面白い。このへんも人気の秘密である。そして赤と黒のコスチュームでスラリとした身体を包んだROLLY様が、ギターを掻きむしる姿は、ゾクッとする美しさ。今日本で(世界でも)これだけ美しいギタリストはそういないだろう。ギターの音まで色っぽいのだ。ROLLY様のギタープレイと圧倒的な歌唱力に記者を含む女性のお客はノックアウトされ、男性のお客は佐藤と高橋の演奏に見入っていた。
こうして”西川口の熱い夜”は更けていく。
興奮さめやらぬ翌日の朝、『つばさ』にチャンネルを合わせるといつものように草食系奇人・浪岡さんを演じるROLLYの姿が・・・・。「昨夜の肉食ぶりはどこへ仕舞っているのだろう?」まったくもって不思議な人である。
「THE 卍(ザマンジ)」のライブは今年の夏、全国で行われる。ぜひ、足を運んで“肉食系”のROLLY様も見てほしい。
(編集部:クリスタルたまき)
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【参照】 ROLLY公式サイト