
![]() |
|
|---|---|
![]() |
|
![]() |
|
アンケートに協力いただきありがとうございました!
アメリカでは21歳以下の飲酒は違法であり、酒類を買う時には身分証明書を提示しなければならない。しかし偽造の身分証明書を使ってアルコールを買う未成年者が後を絶たず、警察やバー経営者を悩ませている。ニュージャージー州ノースワイルドウッドは1950年代から夏の避暑地として人気の地で、夏休み中の学生や家族づれで賑わう。街中にはアルコール類を扱うレストランやバーが並び、毎年偽造の身分証明書を使ってアルコールを買おうとする未成年者が逮捕されている。今年の夏を目前に控え、ニュージャージー州警察とバー経営者達が集合し、偽造身分証明書による未成年者の飲酒問題の深刻さを訴えた。
未成年の飲酒が発覚すると、アルコールを販売した店側にも身分証を見逃したとして罰金が課せられる。キーナンズ アイリッシュ パブは昨年2人の未成年者をバーに立ち入ることを許したとして、33万ドル(約3200万円)の罰金と80日間の営業停止を命じられた。キーナンズ アイリッシュパブには夏期に10万人ほどの客が訪れ、毎年従業員が何百もの偽造身分証明書を没収してきた。経営者であるスコット キーナンは「我々はこの問題に終止符を打つ為に、人々に罪を犯した時にどれほどの代償が待っているかを認識させる必要がある。」と訴えている。
ニュージャージー州の未成年者の飲酒による罪の刑罰は最高6ヶ月間の運転免許書の停止、1250ドルの罰金または懲役、そしてアルコールに関する教育または治療の参加が義務づけられる。またすべての法的文書上に有罪判決の記録が報告される。この有罪判決は犯罪歴に永続的に記録されるということでもある。
偽造身分証明書は年々精巧に作られていっており、多くのバーではその対策として、手持ちサイズのスキャナーのような装置(約2500ドル)を使用し、偽造身分証のチェックをしている。その装置で州が発行した身分証明書に埋め込まれているはずの磁気帯があるかどうかを調べる。装置にはカードの個人情報も表示されるので、その情報を元にバーの従業員らがカードを提示した人間に質問をして、本人であるかどうかを確認することもある。
偽造身分証だけが問題ではない。たとえ偽造ではないとしても、21歳以上の兄弟姉妹や親戚からカードを借りて、バーにやってくる未成年もいる。この問題は未成年者だけではなく、家族やコミュニティーが真剣に考えるべき問題でもあるのだ。
(編集部:村居 唯衣)
【関連記事】
・10代のアルコール摂取量が減少(スウェーデン)
・15、16歳の少女の飲酒率、ヨーロッパ1に(アイルランド)
・正月期間中の酒販売の許可。政府の新たな提案とは?(タイ)
・無記名で年齢認証ができるシステム?
-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!