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【アフリカ発!Breaking News】死の直前までベッドもなく。4度の診断ミスで少年が死亡(南ア)

2009年5月29日 10:00

ヨハネスブルグ郊外の病院で16歳の少年が髄膜(ずいまく)炎で死亡した。医師による診断は4回行なわれたが、いずれも間違った治療を受け、少年は命を落とすことになってしまったという。

南アフリカヨハネスブルグのハウティングで16歳の少年が死亡した。死因は髄膜(ずいまく)炎。しかし直接の死因は医師の診断ミスであった。少年はソウェト病院で4度も診断ミスをされ、3日間も間違った治療を受けていた。

少年が髄膜炎と診断されたのは彼が死亡する1日前。その2日前には見習いの医師から「少年はドラッグを常習している」とまで言われたという。入院中、彼のベッドはなかったそうだ。

州の健康管理責任者は「彼は治療の差し迫った容態であったはず。病院側の対応はまったくもって許しがたい。」と憤りを隠せない様子。また「職員不足、乏しい勤務状態などが少年を死に至らしめた。」とも言っている。医師の超過勤務、低賃金が最近問題になっており、医療ミスにも繋がっている。このままでは腕のいい医者が海外へ出て行き、南アフリカの病院の質が低下する恐れがある。

髄膜炎による死亡者は今年に入って少年が4人目になる。2月には15歳の少女がバクテリアによる髄膜炎で死亡、そして3月に3歳児がウイルスによる髄膜炎で死亡、その1ヶ月後には7歳の少年が同じウイルスによる髄膜炎で死亡している。いずれもヨハネスブルグ周辺での出来事だ。

今年に入って髄膜炎による死亡者の報告は医者ならば知っているはずで、早期発見も出来たはず。少年の治療に当たった医者らの対応については今後調査の対象となる。

(編集部:近藤仁美/From South Africa)

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