
![]() |
|
|---|---|
![]() |
|
![]() |
|
アンケートに協力いただきありがとうございました!
04年演劇界に衝撃を与え、岸田國士戯曲賞に輝き伝説となった宮藤官九郎の舞台『鈍獣』。このたび宮藤自ら映画用に脚本を練り直し映画化された。舞台とは異色の豪華キャストを迎え、舞台のイメージそのままのキッチュな世界を再現した細野ひで晃監督は、数多くの広告賞を受賞する気鋭の映像クリエイター。独自の映像マジックにより独特の『鈍獣』ワールドを展開させている細野監督のいままでの作品とそのルーツをたどる。
抜群の映像センスとユニークさを兼ね備えた細野監督。その経歴が特異だ。
1973年西ドイツ デュッセルドルフ生まれ。幼少期を海外で過ごす。80年にイラン日本人小学校入学するも、イラン・イラク戦争のため日本に帰国、音楽好きな両親の影響でクラシック・コンサートやミュージカルなど、たくさんの芸術に触れる。小学校時代は合唱団に所属し、中学時代は、日本国内のバンドブームのなかで育った。ブルーハーツやレピッシュ、ユニコーン、RCサクセションなどに影響を受ける。このような背景が、音楽と密接に繋がっている細野監督による映像の仕事を生んでいる。
ボストンの高校を経て、ロスのアートセンターカレッジを卒業した細野は、映画の演出などを経て大手広告会社に入社。若い感性とグローバルな視点を生かして数々のヒットCMを手がける。
記憶に新しく代表的な作品が、日清カップヌードル FREEDOMのシリーズで、『AKIRA』の大友克洋氏による少年キャラクターと精密なメカが宇多田ヒカルの曲に合わせてストーリー展開するという、あのCMだ。
アニメ世代なら誰でも魅かれる宇宙的なFREEDOM シリーズの他に、コーラのペットボトルがちょんまげという、奇想天外な糖分ゼロの「コカ・コーラ ゼロ」のCMも話題をさらった。これは、味・糖分・カロリーの全てに妥協を許さない男性をサムライに見立てたのだという。
食べ物と宇宙、ダイエットと侍といったまったく対等なモノを同列にくっつけてしまう細野監督のCMセンスは、『鈍獣』平面になりがちな舞台の世界をどれほどアクティブに活かされているか、とにかく公開が待ち遠しい映画である。
『鈍獣』5月16(土)より シネクイント、シネ・リーブル池袋 ほか全国順次公開
出演:浅野忠信、北村一輝、ユースケ・サンタマリア、真木よう子、南野陽子、佐津川愛美、ジェロ
監督:細野ひで晃 脚本:宮藤官九郎
撮影:阿藤正一 照明:高倉進 美術:冨田麻友美 録音:山田幸治
アニメーション制作:スタジオ4℃
企画:DAYTORA ENTERTAINMENT/パルコ 制作プロダクション:スプーン
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
2009年/日本/106分/ヴィスタ/カラー/ドルビーSR/(C)2009『鈍獣』製作委員会
映画『鈍獣』公式サイト
(編集部:クリスタル・たまき)
【関連記事】
・お楽しみはエンディングに?『スラムドッグ$ミリオネア』
・
IID 世田谷ものづくり学校 春の大イベント『IID GREEN DAY (グリーンデイ)Vol.6』。
・成海璃子コメディ初挑戦。『罪とか罰とか』監督 ケラリーノ・サンドロヴィッチとは?
・【エンタがビタミン♪】『少年メリケンサック』音楽と衣装のこだわり。
・お馴染み「“ダルマ”ウイスキー」CM 美女は誰?
-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!