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100年に一度といわれる今日の不況。小泉政権時代、様々な政策を打ち出し、経済といえばこの人と言われるほどの存在感を示した竹中平蔵氏は、いまの日本をどのように見ているのだろうか。そんな竹中氏が、去る10日に母校で特別講義を行った。
(母校の和歌山県立桐蔭高校で講演する竹中平蔵氏)
竹中氏は現在、慶応義塾大学で教授として教鞭をとる傍ら、「竹中平蔵こどもプロジェクト」と題するプロジェクトを立ち上げ、日本各地の学校で特別授業を行っている。このプロジェクトは、独立系FX(外国為替保証金取引)事業会社最大手の株式会社外為どっとコムが社会貢献を目的にサポートしている事業である。
今回竹中氏が特別授業を行ったのは自身の母校でもある和歌山県立桐蔭高校だ。
授業の冒頭で竹中氏は、「経済学というと抽象的で難解という印象や、財政、金融など個別の話を連想するかもしれないが、経済学とは世の中を一緒に考えること。」と前置きした上で、先入観を捨てれば案外楽しい学問なのだと解説した。
竹中氏は、自らが経済の道を目指すきっかけとなった恩師との出会いについて触れた後、経済を学ぶためのきっかけや材料はつねに身の回りに存在するとして、生徒達に熱く語りかけた。
竹中氏は「学校で習う受験勉強には必ず正解があるが、経済の勉強には正解がない。だから一生懸命考え続けることが大事」と語る。これは生徒や学生のみならず、我々大人にとっても教訓とすべき言葉ではないか。
100年に一度といわれる大不況の今日。日々、報道される不況の二文字に躍らされることなく、自らが賢くなり、この危機的状況を乗り越えていかなければならない。
(編集部:鈴木亮介)