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若い恋人ジーザス・ラズ君が祖国ブラジルで少し夜遊びが過ぎ、無愛想な表情をしていることが多かったこのところのマドンナに、明るい笑顔が戻っていた。1年近くラブ・コールを送ってきたマーシー・ジェームズちゃんという可愛い女の子を、ようやくマラウィから養子に迎えるに至ったからだ。しかしどうも事情は2006年のデヴィッド・バンダ君を迎えた時とは違うようだ。
29日マラウィに入り滞在しているマドンナ、長女ルルド(ローデス)ちゃんを連れ、孤児院などの関係施設を回り、手続きのため役所に出向いたりととにかく忙しい。また、2006年にマドンナのもとに養子に迎えられたデヴィッド・バンダ君は、実の父親との久しぶりの面会も果たしている。
マラウィ市民に大きく援助貢献し、バンダ君も可愛がられ幸せであることから、マドンナは政府からは絶大なる信頼感を得ている。しかしマラウィアン裁判所での最終的な承認手続きはいまだ保留、詳しいことは4月2日まで待たなければならないようだ。
英「テレグラフ」紙はこのように報じている。マーシーちゃんの殆どの親類は同意し、代表しておじが書類にサインをする予定だというが、61歳の祖母ルーシー・チェケチワさんだけは、実の父親が生存していると行政機関の福祉担当者から聞かされており、6歳になるまで孫を手放すことはないとして拒んでいるという。
こうした事情に詳しい人々は、今回の養子獲得は本来はもっと難航するはずであったと語っている。すでにマーシーちゃんが3歳になっていること、マドンナはアレックス・ロドリゲス選手との浮気説、ガイ・リッチー氏との離婚22歳という若すぎる恋人の存在<などゴシップの絶えないここ1年であったことから、デヴィッド・バンダ君を迎えた時ほど、人々から好意的な感情で見られていないというのだ。
しかし行政はマーシーちゃんについて、孤児院生活を続けるかマドンナの元で高い教育を受けさせるか、どちらがより幸福な人生となるかを最優先に考えたとした上で、マーシーちゃんとマドンナとの養子縁組にゴーサインを出した。
ここに「セイブ・ザ・チルドレン」という児童の人権保護活動団体が噛みついた。同団体のドミニク・ナットさんは、「孤児はこれまでの例から見て、国内の家庭に養子に迎えられる事がベストです。実の親が片方でも生存している場合が多く、子と会えなくなる彼らの悲しみは本当に大きいのです。海外へは、両親を亡くし、しかも国内にも受け入れ家庭が見つからないという場合に限定されるべきです」と語る。
さらに、「海外のお金持ちの家庭が、養子が欲しいあまり貧しい家庭に圧力をかける、そうした事例が増えること問題です。実際、子を売る不徳なビジネスを扱うエージェントが暗躍し始めている国すらあるのですから」と警鐘を鳴らす。
なおマドンナはメディアの取材に対し、「たくさんの人々、特にマラウィの友人らは、デヴィッドに絶対にマラウィ生まれの妹か弟が必要だと言ってくれるの。でもそのためには、マラウィの人々や政府のサポートが何よりも必要なの」と答えている。
(編集部 Joy横手)
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