お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」(吉本興業)の田村淳(35)がNHKでレギュラー番組を持つことになった。淳はこれをきっかけに「NHKや他局での冠番組を増やしていく」と意欲満々だ。果たして次世代の島田紳助となることができるのか。
ロンブー淳が4月からレギュラーとなるのはNHKBS2で放送されている「Shibuya Deep A」である。
現MCの加藤浩次の後釜で、ケンドーコバヤシ(継続)とのWMCとなる。下ネタを得意とするコバヤシと恐れをしらない毒舌の淳にコンビを組ませるとはNHKも思い切ったものだ。
淳といえばPTA協議会から彼の主力番組「ロンドンハーツ」(テレ朝)が「子どもに見せたくない番組」としてあげられたことで有名だ。昨年は全国PTA協議会から会議への出席要請まであった。番組の悪評について釈明して欲しいということだろう。
ただ、「ロンドンハーツ」や他のロンブーの持ち番組「ザ・ベストハウス123」(フジテレビ)を見ていて、淳自身に関してさほど「品が悪い」とは思えない。
淳のコメントは的を得ており、たまに毒舌が過ぎることはあるものの番組のアクセントとして貴重な役割を持つと言える。
また、相方の田村亮の「人の良さ。安心感」が淳の危うさとのバランスをうまくとっているのだ。
その点では今回のNHKレギュラーでは淳のみとなる。しかも相棒はケンドーコバヤシである。バランスがとれずに危うさが優ってしまうと彼の良さが消えてしまう恐れもあるのが心配だ。
報道番組やバラエティの司会業で有名になった先輩芸人に島田紳助がいるが実は島田紳助はNHKへの出演を禁止されている。
これは、まだコンビ紳助・竜介の頃「NHK新人漫才コンクール」に挑戦して優勝宣言していたものの3位となり「授賞式で花束を蹴る」という行動が元となるものだ。
数々の冠番組を持ち「羞恥心」などのプロデュースもこなす紳助だがNHKだけはまだ攻略できていないのである。
ロンブー淳は今回のNHK進出を機に彼のバンド「jealkb」の紅白参加やNHKの昼の人気番組「スタジオパークからこんにちは」の司会などに照準を合わせていると豪語している。
もし「Shibuya Deep A」で人気が出てNHKの評価が上がればありえない話しでは無い。
また、他局でもタモリの司会降板説が囁かれる「笑っていいとも!」なども視野に入っているようで、将来的にそこまで実現することになると「島田紳助」的な存在になることも考えられるだろう。
ただ、淳の魅力は前述のように相方の亮とのかけあいがあってベストとなる。そこをどう脱却していくかが課題だ。
島田紳助に関しては昨年の「羞恥心・Pabo」の紅白参加で彼とNHKとの溝もかなり埋められたと考えられ、近く島田紳助がNHKに出演することもありえる状態ではある。
そうなるとロンブー淳にとっては大きなライバルが現れることとなるのだが。その前にNHKで人気を高めておきたいところだ。
(編集部:真紀和泉)
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