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今回の【ドラマの女王】は、また『だんだん』。昨日はラスト・スパートで、マナ・カナ演じるめぐみとのぞみも大人になって頑張っている、半年間おつかれ様「だんだん(ありがとう)」。などと言ってしまったが、今朝になって登場人物たちがあまりにもテキトーなセリフを吐きだしたので、いくらNHKでも“許さん”と思い、記者はここに記す。
ラスト週を迎えたNHK朝の連続小説『だんだん』。
知夫里島(ちぶりじま)で診療所を営み島の地域医療に没頭するめぐみ(三倉茉奈)と石橋(山口翔悟)。家にいたくて病院治療を拒むおじいちゃんの患者・畑田富男(桂米朝)と、おばあちゃん(正司照枝・ちなみに松江の老人ホームにいたのは妹の花江。)を通して「真の地域医療とは何か。」が見えてくる。それはいい。
問題発言はやはり、のぞみ(三倉佳奈)が女将(おかみ)をつとめる「花むら」で飛び出す。
かねてから財政難の「花むら」でランチ営業を考えていたのぞみ。お昼に女性客を集めて花代(飲食代金)を抑えた「おもてなし」をするという趣向を、大女将(藤村志保)に相談する。
「お昼なので「花知(はなとも)」(久保田晃代)と、「花雪(はなゆき)」(石田ひかり)の踊りの花代も、会席料理も“格安”でいこうと思います。それで“客の質が落ちたら”すぐ止めます。」
と、シレッとした顔で言うのぞみ。“客の質が落ちたら”ってどういう事だ。
このセリフ、お金は無いけどヒマを持て余したおばちゃんや、少ないお給料から“和”に精通しようとするOLに対して失礼だ。
格安で「花むら」に来る客は質が悪いのか。そもそも、大金払ってあんなヘッタクソな石田や三倉の踊りを見に来る客がいるのか。「花知」役の久保田は可愛いけどやっぱり日本舞踊のシーンはまるでなってなかった。あんな踊りでいくら取ろうっていうのか。記者なら相場の3000円だって行かないぞ。
『だんだん』のこういった“いい加減な”つくりが嫌いだ。
さらに、“質のいい客”とされる、平岳大(平幹二朗と佐久間良子の息子)演じるIT投資社長の吐くセリフもまた笑う。
「不況で落ち込んだアメリカ市場も、“オバマのおかげで”立ち直った。」
だとぉ~。
「ちっとも立ち直ってないぞ!」
ユーロの急騰で多少持ち直した世界情勢だが、アメリカは依然落ち込んだまま。オバマの経済対策もまだ大して結果出てない状態。金融ショックで大損した投資家の声が聞こえそうだ。
「経済は立ち直った!」と言い切り、芸者と遊ぶIT社長。こんなんで大丈夫か。そして、頬を赤らめる石田ひかり。ああ、見たくないこんなの。
途中、かなりのとんでもない展開に驚かされながらもがまんして見てきた『だんだん』。あと3日残して、あんまりイライラさせないでくれ。
(編集部:クリスタルたまき)
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