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今回の【ドラマの女王】はラスト週を迎えたNHK朝の連続小説『だんだん』。マナ・カナの二人に毎朝会えるのは、今週がもう最後。“枝が広がりすぎ”の迷走ストーリーもだいぶ軌道修正され、それぞれ生涯の伴侶と一生の仕事を手に入れた二人。めぐみは自分の仕事の限界に悩み、のぞみは夫婦に隙間風が吹く、それぞれ大人の女性へと成長していった。はたして二人の幸せとは?急激にラストスパートがかかった『だんだん』の物語、あと普通のドラマなら一回分ぐらいの放送時間でどうまとめるのか。
後藤(伊武雅刀)の勧めで、石橋(山口翔悟)の故郷・知夫里島(ちぶりじま)で診療所を営み、島の地域医療に没頭するめぐみ(三倉茉奈)と石橋。そして結婚しているのか不明なまま(2008年11月より)3年も経った。現実時間を追い越してないか?
そんな折、二人は島を離れて入院したが、家に帰りたがるおじいちゃんの患者・畑田富男(桂米朝)に手を焼く。(あれ?おばあちゃん役、どこかで見た顔だぞ。)そして石橋とめぐみは「真の地域医療とは何か」という、ありがちな問題に直面するという、よくある展開に。ここへ来て、さんざんナゾの演技を指摘されてきた石橋役の山口がやっといいヤツに見えてきた。
一方、浅田真央みたいな顔した少女、節っちゃん(久保田晃代)が「花知(はなとも)」として舞妓になっており、女将(おかみ)となったのぞみ(三倉佳奈)は「花むら」をもり立てようと奮闘中。「花知」には厳しいわ、ダンナ様の康太(久保山知洋)の事もなんとなく“ないがしろ”に扱ってとにかく面倒くさい女になってきていた。
ドラマをつまらなくしていた戦犯二人(吉田栄作と石田ひかり)、の出番も控えめになり、二組のカップルの行く末と、ガンを患う祖母・初枝(三林京子)を含む「終末医療」にスポットが当たったドラマ終盤。真面目でNHKらしいけど、アイドルデビューはに何だったの?夢だったの?幻だったの?誰かおしえて!
相変わらずキレイな大女将役の藤村志保。『ありふれた奇跡』の八千草薫と共に日本中のジジのハートを鷲づかみにしている。ジジ達よ、初枝役の三林京子も入れてあげてくれ。あと、みんな気がついてないかもしれないが、めぐみの先輩看護士役で80年代アイドル北原佐和子が出ていた。まだキレイだった。ファンだった人よかったね。
チャン・ツィーの映画「SAYURI」みたいな祇園のドロドロとか、汚い芸能界とか、山口百恵赤いシリーズみたいな不幸な肉親めぐりとか、そういったモノが一切盛り込まれていなかった『だんだん』。朝ドラだからという手前、少々お品が良すぎて記者には物足りなかったが、それはそれで良いのかもしれない。歌手になってすぐ辞めたり、父親がボクサーになったり、彼氏が借金負ったりと途中コロコロといろんな展開を見せたが、とうとう最後まで(途中飽きたが)見させてくれたマナとカナに「だんだん」(ありがとう)。そう言わせてほしいのか。
(編集部:クリスタルたまき)
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