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アンケートに協力いただきありがとうございました!
2009月2月27日コンビニエンスストア、ローソンがam/pmを買収することで基本合意された。
不況の時代にコンビニ業界でも激戦が展開されているのだ。そんな中今回はエンタメとは違った視点で対戦カードを組んでみた。コンビニ業界1位のセブンイレブンと2位のローソンの対決だ。
現在、国内におけるコンビニ業界の1位はセブンイレブン。2位がローソンなのだ。今回のam/pm買収は1位の座を狙うローソンの戦略であることはいうまでもない。
セブンイレブンの店舗展開は「ドミナント出店」の方式で一定地域に集中して出店する。そのため、国内のコンビニ出店の先駆けであるが今でも出店していない県がある。
一方のローソンは全国47都道府県すべてに店舗を展開している。
しかし、セブンイレブンの業界1位という実績はドミナント方式のメリットが大きいことを証明しているともいえる。例えば、都内での出店数はセブンイレブンが1600店あまりでこれまで最多だったのだ。都内は人口密度が高く人の動きも活発で消費力も大きい。
対するローソンとしては都内の店舗展開を広げることは大きな課題だった。そこで都内に店舗を多く持つam/pmを買収することでそれをかなえたのだ。これによりローソンの都内店舗数は1727店となりセブンイレブンを凌ぐ事になる。
他エリアでもセブンイレブンはドミナント方式で他の競合コンビニ店に差をつけているといえるだろう。
コンビニ業界では「セブンイレブン包囲網」がこれから進むと見られており、第2位のローソンを中心に「ファミリーマート」「サークルKサンクス」「ミニストップ」「デイリーヤマザキ」などがセブンイレブンのシェアを奪うために協力していく可能性がある。
コンビニ利用者にとってはセブンイレブンとローソンが2大メジャーであることは否めない。
二つはそれぞれに特徴を出しており、ローソンの奮闘もイメージ戦略ではセブンイレブンをかなり追い上げている。
セブンイレブンは
「セブンイレブンいい気分。開いてて良かった!」
のコピーがあまりにも有名だが、まだコンビニエンスストアが珍しい時代から「24時間営業年中無休」を定着させた功績は大きい。
後に続くコンビニもこのおかげで随分助かったはずだ。
「あなたのセブンイレブン」をイメージとして打ち出し、
「セブンイレブンの商品」「化学合成添加物を使わない安心な商品」など商品にこだわったのも特徴である。
CMも有名タレントの起用を中心におかず、コンビニ利用者のイメージを膨らませる内容のものが多い。
これまでにCMに起用したのは、
福井未菜、新山千春、野村恵里、森脇英理子、斎藤ゆう子
YOSHIKI、伊藤久美子などである。
他にもいるのだろうが、セブンイレブンのCMに関する情報は少ない。
それだけ起用タレントが話題にならないとも考えられる。
商品では「おにぎり」「おでん」などの定番と独自商品
「まちのお菓子屋さんシリーズ」「極上のひとくちシリーズ 」「有名ラーメン店シリーズ」などがある。一風堂(博多)、山頭火(旭川)、勝丸(東京)、六角家(横浜)、すみれ(札幌)、井出商店(和歌山)などの有名ラーメンをカップラーメン化したものでラーメン店長が登場するCMが話題となった。
ローソンは
「開いてます あなたのローソン」ではじまり、後に
「街のホッとステーション」
として地域に溶け込むイメージも打ち出してきた。
ターゲットとしては若者に重点をおいている。
有名な独自商品は
「からあげクン」で若者に人気の商品である。
また、ローソン・サークルKサンクス・ファミリーマート3社による共同企画商品も発売している。
日本コカコーラ社「カナダドライパイナップルフィズ」・サントリーフーズ「デカビタCデカボンベ」・伊藤園「本味」(緑茶)がそれである。
このあたりに「セブンイレブン包囲網」が垣間見られる。
ローソンはそのテレビCMによるイメージづくりが功を奏したといえるだろう。
若者層にターゲットを絞ったCMには有名タレントを多く起用してローソン=「楽しい」「明るい」といったイメージを定着させてきた。
これまでにCMに出演したのは
石田ゆり子・天野ひろゆき(夫婦役)、中尾ミエ、山本梓、猫ひろし
バナナマン、次長課長、本上まなみ、加藤晴彦、中山美穂 、松本明子
大塚寧々、ともさかりえ、矢田亜希子、由紀さおり、長塚京三、高嶋政伸 吹越満、鈴木蘭々、中山エミリ、野村宏伸、篠原ともえ、つぶやきシロー
森高千里、細野晴臣、仲間由紀恵、篠原涼子・前川清(父親役)
斉藤由貴、三橋達也、高島忠夫、星由里子、塩沢とき、今村恵子
華原朋美、桂三枝、アニメ版「聖闘士星矢」、浅倉亜季、KONISHIKI
福岡ダイエーホークス関係(ダイエーグループ時代)
小久保裕紀、村松有人、城島健司
といった、芸能界の歴史さえ感じさせるラインナップである。
最近はNEWSのメンバーを起用した無人島にローソンがあるという設定のCMとなっている。
セブンイレブンと比較すると、同じコンビニでもイメージの打ち出し方の違いが分かって面白い。
もうひとつローソンには特徴があるのだ。
環境問題、省エネの視点から「24時間営業」に対して新たな考え方を示している。
社長の新浪剛史が
「一律にそのような(24時間)営業をするのはおかしい。夜中に客が来ないようなところはその時間帯閉めるべきだ」
との提案して、実際に一部店舗では深夜時間帯は閉店するところも出ている。
これは、24時間年中無休が常識となっていたコンビニ業界では斬新な視点だといえる。
もちろん、人権費などのコスト面も考えているのだろうが、環境問題に良い影響をもたらすことは確かだ。
以上、セブンイレブンとローソンを比較してみた。
1位の座を守るよりも、挑戦する方が力を発揮するとは言われるが、
「am/pm買収」「タレントCM戦略」「環境問題対策」そして
「セブンイレブン包囲網」
とローソンに勢いを感じられるようだ。
現状は1位と2位となってはいるものの、今後の展開を考えて判定するとその勢いを評価して「ローソン」の勝ちとする。
あなたの街のコンビニはいかがだろうか。
今回も編集部の独断での判定である。念のために付け加えると経営に関して詳しいわけではない。あくまで情報をもとにして判断したものなのでご理解のほどよろしくお願いしたい。
(編集部:真紀和泉)
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【参照】
・Wikipediaローソン
・Wikipediaセブンイレブン