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平成不況をエンタと笑いでぶっ飛ばせ!「打打打団 天鼓」と「極楽歌劇団」東京公演

2009年2月27日 9:00

2008年に発生した経済危機以来、世界はもとより日本でも、まるで貧乏神に宿られたような厳しい世相である。しかし、時に昭和前期の暗い世相の時にも、音楽や演劇が人の心に光をともし、生きていく勇気を与えてくれたのと同様、平成経済危機の今こそ、明るいエンターテインメントを楽しみたいものだ。
エンタといえば大文化圏の大阪から、アーティスティックで楽しい音楽と演劇パフォーマンス集団が、東京で公演を開催する。和太鼓アンサンブル・エンターテインメント集団「打打打団 天鼓」と演劇集団「極楽歌劇団」である。




まずは、和太鼓アンサンブル・エンターテインメント集団「打打打団 天鼓」を紹介しよう。和太鼓というどちらかと言うと堅苦しい世界に、娯楽性を持ち込んだ異能集団だ。平均年齢25歳ほどの若い団員で構成され、女性メンバーも多く入っている。
和太鼓はなんといってもライブに限る。和太鼓の響きは空気の振動そのものであり、オーディオ装置でその魅力を再生することは不可能だ。
打打打団 天鼓」の最大の特徴は、純音楽畑ではなく、ミュージカルの演出家が手がけたパフォーマンスであることだ。音だけではなく、プレイヤーの動きそのものが大きな魅力なのだ。

You Tubeで彼らのパフォーマンスの一部を見ることができるが、躍動的かつアクロバティックな動きで太鼓を叩く。太鼓だけではない。スティックで床も叩く! シンバルをバシバシ鳴らす!三味線や篠笛も鳴らす。ロックシンガーや演歌歌手、ジャズミュージシャンやマリンバ奏者とも共演する。伝承にとらわれず、エンターテインメントを主軸に置いているから、その可能性は無限に開かれている。

海外公演も積極的に行っており、ヨーロッパを中心に大反響を巻き起こしている。

取材に応じてくださった制作の中辻さんは、今後、ますます若い世代にアピールできて楽しめる和太鼓の世界を追求したいと抱負を語ってくださった。
まずは、You Tubeで彼らのアツく楽しいパフォーマンスの一部をぜひご覧いただきたい。

続いて、演劇集団の「極楽歌劇団」を紹介する。
2004 年に開園したフードテーマパーク「道頓堀極楽商店街」におけるパフォーマンス集団として結成された彼らは、通常の劇場ではなく、3階層分吹き抜けになって いる360度立体空間でのミュージカルという、ある意味非常にアヴァンギャルドな演劇を、365日休みなく上演し続けた。
大変なハードロードであるが、テーマパークに訪れた不特定多数のお客さんを観客として上演し続けるうちに、いつしか固定ファンができ、ファンクラブも結成された。
そして、道頓堀極楽商店街以外の通常の劇場での公演も行ってきているうちに、韓国の演劇祭にも招聘されるようになった。

果たして大阪演劇が韓国で理解されたのでしょうか?という記者の質問に対して、「日本のお客さんが笑うポイントで韓国のお客さんも笑ってくれました」と答えが返ってきた。どうやらエンターテインメントに国境は無いようだ。

今回、東京上演を行う、「蝶子と吉治郎の家~貧乏神旅立ち篇~」のあらすじとは
昭和初期。大阪・道頓堀。
駆け落ちして夫婦になったワケありの蝶子と吉治郎の家には、いつもワケありの珍妙な客がやってくる。
今日も今日とて、自殺志願のブス、思い込みの激しい歌劇の男役スター・・・そしてこの家にはなんと貧乏神も棲み着き・・・ついにその貧乏神を頼って、あの世から出来の悪い神様と亡者も訪ねてきた!

時代は昭和初期とはいえ、貧乏神を頼って妙な神サマたちがやってくるなんて、2009年の世相を反映しているような気がするのは記者だけであろうか。しかし、そんな貧乏風を大阪コテコテの笑いでぶっ飛ばしてくれる「蝶子と吉治郎」の世界にぜひ触れて欲しい。

公演情報

■公演タイトル:極楽歌劇団公演「蝶子と吉治郎の家~貧乏神旅立ち篇~」
■公演日程:2009年3月4日(水) 昼公演:16:00開演 夜公演:19:30開演
■会場:北沢タウンホール
■料金:昼公演 大人3,000円/小人2,000円   
夜公演 大人3,500円/小人2,500円     
※当日 各500円増し
■チケット取扱:児雷也 072-982-3533/チケットぴあ

■打打打団 天鼓 和太鼓コンサート 「和太鼓サスペンス劇場」
●公演日:3月5日(木)6日(金)
●会場:北沢タウンホール
●開演:5日(木) 19:30開演(19:00開場)
     6日(金) 19:00開演(18:30開場)
●料金:大人4,000円/小人2,000円 (全席指定・税込) ※当日500円UP
●チケット:【児雷也:072‐982‐3533】【チケットぴあ:0570‐02‐9999・0570‐02‐9966[Pコード:310‐489]】【北沢タウンホール:03‐5478‐8006】
●主催:北沢タウンホール(アクティオ株式会社)
●企画・制作:児雷也・バイタルアートボックス
■問合せ:児雷也072‐982‐3533

(編集部 真田裕一)

【参照】
打打打団 天鼓
極楽歌劇団

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