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密かにブレイク、田辺誠一の「”クドイ”演技。」

2009年2月9日 14:30

亀梨和也主演『神の雫』で、主人公の神咲 雫(かんざき しずく)と、父の遺したワイン・コレクションを掛けて対決する、「憎たらしい新鋭のワイン評論家」 遠峰一青(とおみね いっせい)を好演している田辺誠一。 「一見控えめだが、じつは“クドイ”演技」 が得意で、『神の雫』 のような劇画の実写化にはもってこいの彼。ただいま”話題”の出演作が続き密かにブレイク中。




ここ数年、映画、ドラマ、CM、と大活躍している田辺誠一。若く見えるが実は今年で40歳を迎える。
田辺は、デビューしてから15年以上経つベテラン俳優だが、最初はただの“モデル風イケメン”だった。日本テレビのドラマ『サイコメトラーEIJI』(1997年)の「爆弾犯人役」あたりから濃い持ち味を表わし、そのあとしばらく「暗くて少々いっちゃった人。」の役柄が続いていたように感じる。

じょじょに「明るい人」の役柄も増えてきて、ある程度お茶の間の知名度も上がった頃、NHKのトーク番組トップランナーの司会 (2001年~2002年の間)に抜擢される。
思わぬ田辺の人当たりの良さと、仕切りの上手さに番組は好評だった。

その後、自主映画の作成など若い頃から着手してきた創作活動を再開し、芸術性の高い映画の出演にも意欲を見せた田辺は、日本とフランスの両国で公開された映画『ハッシュ!』(2001年橋口亮輔:監督)では同性愛者の役を好演し、多くの賞を受賞。2003年には自身の2本目となる監督作品『ライフ イズ ジャーニー』が公開された。俳優としての評価も高まり、その後の活躍は見ての通り。

この田辺誠一のブレイク現象は、2002年に結婚した妻の大塚寧々の存在が大きい。日本大学藝術学部写真学科を卒業している大塚は、芸術的な視点も鋭い女優。大塚は前の結婚・離婚騒動から「自分勝手な女」というイメージ抜けず、さらにイケメンの田辺と再婚した事からいまいち女子ウケは悪いが、映画クリエーターとしても活動をしている田辺にとっては“良き妻”となった。

四十路近くても、身長は182cm。体重は68kgのスタイル・丹精な容姿は変わらず、昨年の『ハッピーフライト』(ヒロインは綾瀬はるか)の主演に続き、『神の雫』、話題の『少年メリケンサック』へも顔を出すなど“若者人気”も止まらない田辺誠一。監督としての活躍も楽しみだが、やっぱりドラマでは彼が得意とする「一見控えめだが、じつは“クドイ”演技。」をどんどん見せてほしい。

(編集部:空野ひこうき)

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