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演劇ユニット ポツドール、待望の再演『愛の渦』。

2009年2月15日 15:44

三浦大輔主宰、ポツドールが、2月19日~3月15日、新宿THEATER/TOPSにて、第50回岸田國士戯曲賞受賞作『愛の渦』を再演する。2005年に初演し、そのショッキングな演出に大きな話題を呼んだ問題作だ。人気女性劇団「毛皮族」の江本純子をゲストに迎えての公演。前公演では、チケット完売、立見も出るほどの人気作だけに今公演にも期待がかかる。




小学館ビッグコミックスピリッツで連載された、花沢健吾原作の青春マンガ『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(主演:峯田和伸 2009年公開予定)で、初監督を務める「ポツドール」主宰の三浦大輔。今後注目の人物だ。

三浦大輔の主宰するポツドールの世界と今回公演される『愛の渦』に関して説明すると、劇場に足を運ぶ事を“ためらう”人もいるだろう。

半裸姿の男女がうごめき、アンダーグラウンドな傾倒の強いポツドールの作品は、舞台、映像ともどこか70~80年代風であり、どの作品も、決して「性」を綺麗なモノとして扱っていない。まさに「芸術とエロティシズム」のすれすれにあるような問題作ばかり。したがって作品の「評価」や「価値」は見た人それぞれに大きく分かれる事になる。

演劇界の登竜門、岸田國士戯曲賞を受賞したとは思えない衝撃的な設定ではあるが『愛の渦』で描かれる「性」のあり方は、一見アン・モラルでありながらも「誰もが理想とする性の世界」でもあり、興味深い。

三浦の『愛の渦』で描かれる性は、人間をモロにさらけ出す様な世界観である。しかしそれは、出会い系、援交、といった言葉が普通にメディアに踊り、「性」を軽々しく商品化する現代において、「真の男女の性とは?」という疑問をたたきつけるような視点を持った作品でもある。

リアルな舞台セットもポツドールの特徴のひとつ。その舞台の中で役者達が、力いっぱい体を動かし『愛の渦』を演じていく。

「性」と「芸術」。その切ってもも切れない関係を真っ向からとらえるポツドールの舞台。見る人によって評価は分かれるが、「我こそはエロティシズムを芸術ととらえる!」という方、舞台『愛の渦』に足を運んでみてはいかがであろう。

(編集部:クリスタルたまき)

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【参照】
「ポツドール」公式サイト

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