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2月は情報セキュリティ月間である。監督官庁である総務省や経済産業省は情報セキュリティの啓蒙を行うことになっているが、今年はテーマソングと踊りで勝負である。
親方日の丸のキャンペーンソングといえば、少子化が問題になり始めた時はバブルの90年代に、「もっと赤ちゃんを産みましょう」という啓蒙のために、厚生省(当時)が詩を募集して、同じく当時人気絶頂だったCHAGE&ASKAが曲を付けて歌うという企画を立てたことがある。それで、結局日の目を見なかったという恥ずかしい過去があるのだが、今年はどうであろうか。
まずは経済産業省であるが、情報セキュリティの歌でデビューしたキャラドル(?)Securina(セキュリーナ)が歌って踊る。
リンク先を見ていただくと分かるが、お役所のホームページとは思えないくらいのキャッチーなデザインで驚かされる。セキュリティ啓蒙の歌はPVが公開されている。歌は初音ミク(あるいは巡音リンか)のようである。
一方、非営利団体の「情報セキュリティコミュニティ」では、ラッキー池田振り付けによる、情報セキュリティの歌「WANT TO BE SAFE」で勝負だ。こちらは子供向けの、ゆるゆるソングで小学生からのセキュリティ意識高揚を図る。
虫歯予防キャンペーンなどでも、あまり虫歯や歯周病の恐ろしさをアピールすると逆効果になることが知られており、セキュリティについても、真面目なアピールと平行して、こうしたポピュラリティに訴えるキャンペーンを張るという着眼点は正しいのであるが、歌がどうもイケていないと思うのは筆者だけであろうか。
お役所のキャンペーンが寒々しいのは、真面目な管理職のおじさんが宴会で破廉恥芸を披露したときのように、見てはならないものを見てしまった後味の悪さに似ている。とはいえ、お役所の様々なキャンペーンは、ポスターを掲示してパンフレットを配布だけというやる気のない活動が多い中、こうした積極的な啓蒙活動は評価されるべきであろう。
(編集部:石桁寛二)
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【参照】
http://antivirus-news.net/2009/02/ich9ikawa20090202.html