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<テック推薦図書>10秒あれば思いは伝えられる?『伝える力』。

2009年1月13日 9:00

人に何かを伝えようとする時、それは、決して一方通行ではなく、1つの対話として人と対峙することになる。そのために現代のビジネスパーソンに不可欠な「話す」「書く」「聞く」能力を磨くことによって、あなたの「伝える力」は磨かれ、高められる。
コミュニケーション不足、コミュニケーション能力の低下が叫ばれる現代にその極意が紹介されている。




筆者は、NHKの報道記者から首都圏向けニュースのキャスターなどを経て、1994年より2005年3月までNHK「週刊こどもニュース」キャスターを務め、現在はフリージャーナリストとして、常に「情報」というものに接し、その情報をいかにメディアを通じて大衆に「伝える」かという仕事に従事している。

伝える能力を磨くためには、わかりやすく説明する、物事の本質を見る、相手の心をつかむ、他人から好かれる、すぐれた文章を書く、相手の立場で伝えるなど、「話す」「書く」「聞く」能力が不可欠である。
いずれもコミュニケーションの基本であるが、意外と理解し、使い切れていないと感じる。

文中、キャスターとしての経験から「10秒あれば、かなりのことがいえる。30秒もあれば相当なことがいえます。起承転結まで含めた、ちょっとしたストーリーまで話せる。そのことに気がついたのです。」
とあり、さらに続いて、「しかし、15分ぐらいまでは、ひとつのテーマに絞って話したほうがよい、というのが実感です。」と続く。

決められた時間内に、いかに効率よく、わかりやすく情報を伝えるか。これは、ビジネスシーンでは、特に重要なものだ。
冒頭で「日銀とは何か」をわかりやすく説明することの難しさを例に出すなど、まずは、物事をきちんと理解することの重要性を説いて、『自分がいかに物事を知らないか』を知ることからスタートすることを教えてくれる。これは、伝える側が謙虚な姿勢でないと、コミュニケーション能力を向上させ続けることはできないということなのだろう。
(編集部:Techinsight図書委員)

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