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今回の【ドラマの女王】は、火曜日のお楽しみ!『メイちゃんの執事』。人気マンガ『黒執事』、番組提供CMドコモの『コンシェルジェ・サービス』と、何かと「執事」が気になる今日このごろ、とどめのようなマンガ映像化である。ストーリーは、ぶっちゃけ『イケパラ』+『花より男子』とみてほぼ間違いなし。意外に背が高かった“Sランク執事”、柴田理人(リヒト)役の水嶋ヒロは謎めいてカッコ良く、他に今をときめく佐藤健など “イケメン福袋”的な期待がかかるが。
若い女の子達は、福袋が大好きだ。
福袋を買う為に、渋谷109の前で正月の朝5時ぐらいから並んでも平気。そして、寒い思いをしてゲットした限定10個のブランド福袋の中身といえば、ハデ過ぎる柄のTシャツや、サイズが合わないスカートだったり、コートもえらく重かったりして「着れない服のオンパレード」。“無駄な買い物”と家族に笑われたりする。でも、彼女達は気にしない。“福袋”は1万円であっても、普段高い値段でブランドの服を買わされている事などお構いなしの彼女達は、ムダを楽んでいるのだ。それは、学生時代の恋のように楽しい。
そんな、女子達は、『メイちゃんの執事』を見てくれるであろうか。
女生徒1人に若い男の“執事”が必ず1人就いているという設定や、ヘリコプターで移動するなど大げさな演出については“マンガ原作”であるゆえ大して気にもならないが、このドラマの若すぎる男女達による「お見合いパーティ」ばりの“ゆるさ”はいただけない。昨年放送日テレのドラマ『有閑倶楽部』ほど登場人物に個性も無けれは、展開にスピード感も無く、『イケメン・パラダイス』的な“ハジケ感”もない。
“イケパラ福袋”は、若い男子の裸や、小栗旬、生田斗真のサービス・ショットが盛りだくさんだったのと、彼ら以外にも、本ドラマ主役の水嶋ヒロや、城田優など新たなイケメンが発掘できた。この辺、女性出演者の多い『メイちゃんの執事』はどうか。
うどん屋出身のシンデレラ娘、“東雲メイ”を演じる榮倉奈々は、NHK朝ドラ『瞳』同様、びのびとした持ち味を生かしているが、今後、水島の「執事」のサービスに耐えられるような“レディ”に変身するか、そこは、『マイフェアレディ』のような古風な展開を希望する。
そして、ちっちゃいのにコワイ“オーマイガール吉田里琴”や、“ポッキー忽那汐里”をはじめ、学園のいじわるなお嬢様たちも豪華。先週の大政絢、次週の岩佐真悠子と、だんだんと女子達の心を掴んでゆくメイの今後や、“聖ルチア様”を演じる不気味な山田優も気になる。
そもそも、日本の男性は「執事」的な要素が低い。
このドラマは、女性のための「おとき話」の枠から出ないが、「執事」を通して、「他人に尽くす喜び。」をうまく表している。決してM男っぽい意味では無く、「愛する人」(この場合は仕える人)のピンチに先回りして、最悪な状態を回避するという感覚。出演者の中では“そこそそ大人な”水島ヒロが品良くそれを演じている。水島の「執事」がカッコイイと思えば「男子諸君」も少しは勉強になるだろう。
お姫様気分にさせてくれて、イケメンが一杯で、男子達の教育にもなる。このように『福袋』は“お得”でなければいけないのである。
(編集部:クリスタルたまき)
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