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イスラエルによるガザ地区への侵攻は今日も多くの犠牲者を出し続けている。停戦交渉に向けての動きもあるが、日々刻々と戦闘は激化している状態だ。そんななか、小説家いとうせいこう氏が「一秒一刻をあらそう」とイスラエル国外のユダヤ人へ向けたメッセージを発表。翻訳する者を募っているという。
昨年2008年12月27日にイスラエルがガザ地区を空襲して、6ヶ月に渡った停戦期間終了後の侵攻が本格化した。
空爆、地上戦により2009年1月13日までのパレスチナ人の死者は940人に上ると伝えられている。
イスラエルとハマース(パレスチナ、ガザ地区のイスラム抵抗組織)の問題は第一次世界大戦の頃からはじまり、何度か大きな紛争がある中で双方に犠牲者が出ている。互いに被害者となっている今となっては、どちらが是か非かと一概に考えるのは難しいものがある。まして、多くの日本人には、どう捉えてよいものか分らないのが正直なところだろう。
そんななか、小説家やヒップホップの先駆者として知られるいとうせいこう氏が自身のブログでこの紛争に対するメッセージを発している。
いとうせいこう氏(47)は、1988年小説「ノーライフキング」を著し話題となった。当時流行り出したテレビゲーム(シミュレーションゲーム)と子ども達を題材にした先端をいく内容のものだった。
また、小説家のみならず、日本にヒップホップ、ラップミュージックを定着させた日本でのラッパーの草分け的存在でもある。
その彼が、日本人にはなす術も無いと思われた、イスラエルのガザ地区侵攻に対してのメッセージを出したのだ。
「“イスラエル国外にいるすべてのユダヤ人”よ、あなた方の祖国に理性を取り戻せ」
という内容でいとう氏は、特に日本在住のユダヤ人に呼びかける(日本語だから必然的にそうなる)。
どうか、祖国の同僚や恋人、親に電話やメールをして
「この戦争を一秒でも早く集結させるべく、どうか友人たちに訴えかけてくれないか」
というものだ。
今、平和の可能性を握るのは、米国でも国連でもなく「ユダヤ人」のネットワークなのだ。
そして、彼はこれを早急に活かしたいのだ。
このメッセージを英語、できればユダヤ語でもっと心に響く表現で訳してもらえないかと募る。
日本の地からもこうした行動ができるということを示した彼の発想と行動力はさすがである、そしてこの行動が是非結果を生むことを望みたい。
メッセージ全文は下段の【参照】から入れる彼のブログで見ることができる。
(編集部:真紀和泉)
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【参照】
・ready made by いとうせいこう