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「医者の不養生」などという格言もあるように、一番注意していてしかるべき立場の人が意外とスキだらけだったりすることがある。このほどドイツのとある消防署が全焼し、史上最低の消防署として世界中に知れ渡った。
全焼したのは、ニーダーザクセン州のサイクという所にある消防署で、この火事により6台あった消防車(日本円で約4億円相当)も燃え尽きてしまった。随分ひどい火事だったようで近隣の街から総勢250人もの消防署員が動員され、ようやく鎮火にこぎつけたという。調査員たちによれば、出火の原因は訓練中の事故もしくは電気系統の配線ミスと見られている。
どこかで火事が起きていないかと外を見ていたらすぐ後ろが燃えてたというわけだ。しかし、消防署だからといって火事にならないとは限らないし、消火のエキスパートたちの本拠地であるという油断が招いた不慮の事故という優しい見方をしても良さそうなものだが、実はこの消防署、全焼して全ての消防車を失うのはこれが二度目なのだ。一度目の火事は1994年に発生し、現在の消防署は再建されてからまだ十五年しか経っていなかった。彼らは一体どんな思いで自分たちの消防署が焼け落ちていくのを見ていたのだろうか。
地元民の一人は怒り心頭の様子でこう言った。「自分たちの消防署も守れない人達にどうやって街の防災を任せられるっていうのよ!」
ごもっともです。
(編集部:こてつ/イラスト:acca)
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【参照】
・Austrian Times