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2009年新春、井上真央のやんちゃ姫が帰ってきた! 昨年もお正月に放送されたスペシャルドラマ『あんみつ姫』の続編として『あんみつ姫 2』が11日放送された。ちびっ子のみならず、“何かと気の重い”新年の一週間がやっと終わってホッとした大人でも、井上が演じるイキイキした姫の活躍に引き込まれて、思わず最後まで見てしまった人が多いのでは?
本来漫画のドラマ化というのは、よく出来たモノでもなにかしら違和感を感じるものだが、この作品の原作は50年以上前のもので、ほとんどの人が倉金章介や竹本泉の作画を知らない。それゆえすんなりキャラクターに馴染めるドラマだ。過去には雪村いづみ、鰐淵晴子、小泉今日子主演で何度も映像化されていて、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんと各世代に見た『あんみつ姫』がある。今回も昨年に引き続き井上真央があんみつ姫を演じているが、若さ、可愛さ、演技力、文句なしの『あんみつ姫』だ。
今回は、前回と同じ子役の今井悠貴くんが演じる小姓の甘栗の助(あまぐりのすけ)の母を探すため、甘辛(あまから)国のじゃじゃ馬プリンセス・あんみつ姫(井上真央)が一肌脱ぐお話。どこか陰のある若者、九兵衛(内田朝陽)とあんみつ姫のほんのりLOVEもある。
中尾彬や杉本彩と共に竹内力が、「武士くずれの悪党」を安岡力也のホタテマンさながらにハデに演じている。20年前は市原隼人みたいだった竹内力だが、「Vシネ帝王」を経てなぜか最近は子ども達からの人気集めに必死だ。対して20年前からあんまり変らない京本政樹があんみつ姫のお目付け役として度々華麗(?)に登場する。
母君・てん茶(和久井映見)や、彦左エ門(泉谷しげる)、しょこたんのいちご大福姫や森三中の腰元などおなじみユニークな“あんみつファミリー”も健在。お約束の苦しい町人を助けたり、実は他国の姫が母であった甘栗の助のホロリとさせる結末など、全体のストーリーもまとまり、さわやかなドラマになった。
不況でも、『あんみつ姫』を見ながら笑える家族は幸せだ。
一方で、質素な生活を強いられ、「祭り」も禁止されている吉良吉良(きらきら)国の「元武士で貧しい町人」、五平餅(温水洋一)が、年越しの派遣村で食事の配給を受ける失業者の姿に重なって妙にリアルに感じたのは記者だけであろうか。
(編集部:クリスタルたまき)
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