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現在出場が決定している8組中5組が初出場という、フレッシュな顔ぶれがそろったM-1グランプリ2008決勝戦。そんな中、若干異色の存在がいる。NON STYLE(よしもとクリエイティブ・エージェンシー、以後ノンスタ)。キングコング、ダイアンと同期にあたる結成8年目のコンビだ。
今年は“ヤホー”のナイツ、“神々”のモンスターエンジンしかり、これ!といったネタをテレビで披露し、それが世間に受け入れられたコンビが多く決勝の舞台に進んでいる。そんな中、ノンスタはそういった切り札のようなものがない。まさにノンスタイルというわけだ。
しかし彼らは切り札を持たないことが逆に強みとなっている。彼らの漫才は王道中の王道だ。ノンスタイルというコンビ名からすると意外に思うかもしれないが、型にはまらずにおもしろい漫才を追求していった結果、王道にたどり着いたのであろう。わかりやすいボケ、テンポのいいツッコミ、どのネタを見てもハズレがない。ノンスタの漫才の実力は、あの「エンタの神様」(日本テレビ系)にもセンターマイク1本で出演したことからもわかる。
テンション高めの王道漫才ということでキンコンとのかぶりが若干気にならないこともないが、明らかに違う部分がある。ノンスタの漫才はポップでキャッチーだ。おもしろさの中に真剣同士で切り合うような厳しさのあるキンコンの漫才よりも、多くの人に受け入れられる要素がある。緩急の付け方もうまい。キンコンがジェットコースターならば、ノンスタはコーヒーカップといったところか。
多くの人に愛される、普遍的な漫才。そこにはブームも勝負もない。ノンスタには漫才とはこれほど楽しいものなのかという一足早いクリスマスプレゼントを、M-1の舞台から日本中の茶の間に届けてほしい。
(編集部 三浦ヨーコ)
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