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経済がタイトになっている昨今、各ファーストフード・チェーンでは1ドル以下のメニューを並べ、財布の紐をしめている顧客の心を掴もうと必死だ。そんな中、ファーストフードチェーンで販売されているメニューのヘルシー度ワースト5が発表になった。
9日付のロサンゼルス・タイムズ紙によると、ハンバーガー・チェーン、「ジャック・イン・ザ・ボックス」の「ジュニア・ベーコン・チーズバーガー」が堂々のワースト1に輝いた。
ワシントンの非営利団体、「キャンサー・プロジェクト」が1ドル前後のメニューのカロリー、総脂肪量、不飽和脂肪、コレステロール、塩分、食物繊維などの栄養素を分析して点数を出したところ、「ジュニア・ベーコン・チーズバーガー」(1ドル)の脂肪は23g、塩分は860mgあった。第2位は僅差で「タコ・ベル」の「チージー・ダブル・ビーフブリト」(89セント)が選ばれた。脂肪20g(不飽和脂肪が7g)、460カロリー、塩分は1620mgあったという。さらに、「マクドナルド」の「マックダブル」(1ドル)、「ウェンディーズ」の「ジュニア・ベーコン・チーズバーガー」と続く。
”不名誉”な1位に選ばれた「ジャック・イン・ザ・ボックス」は、この結果に対し「このメニューは値段を重視する顧客が対象。ヘルシーメニューは別に豊富に用意している」と問題にしていないことを強調。「キャンサー・プロジェクト」も「安いメニューがすべて不健康だというわけではない。野菜を多くはさんだサンドイッチなども1ドル以下で提供されている」と苦しいコメントを出した。
カリフォルニア大学デービス校のフェルトン氏は「加熱した肉類で、焼き方によって発がん物質の発生具合が違う。早く高熱で焼くと、多く発生しやすく、結腸がんなどのリスクを高める」と説明している。
世界的な景気悪化が叫ばれるなか、安くて手軽なファースト・フードはどこの国でも共通して庶民の味方だ。たかが、1ドル。されど1ドル。しかし、”Health is better than wealth.”「健康は富に勝る」。何より考えねばならないのは、未来のわが身の健康ではないだろうか。
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(編集部:かとう まゆ)
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