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人材不足の時代劇に新風吹くか。ジャニーズ勢大挙出演の『必殺仕事人2009』

2008年12月22日 14:00

あの「必殺シリーズ」が本格復活する。テレビ朝日系列の局では今、年明けスタートの新番組『必殺仕事人2009』の前宣伝が盛んだ。昨年7月に放映された単発スペシャルドラマ『〜2007』の好評を受けて本格復活が決まったもので、1月4日(日)には2時間枠(21時〜23時9分)の新春スペシャルが、そして9日(金)からは1時間枠の連続ドラマ(21時〜21時54分)が放映される。




この復活版の『必殺〜』、興味深いのは『〜2007』から引き継がれたそのキャスティングだ。シリーズの顔ともいうべき”中村主水”藤田まこと(75)は出るものの一歩引いた立場を取り、メインで活躍する「仕事人」たちには少年隊の東山紀之(42)、TOKIOの松岡昌宏(31)、関ジャニ∞の大倉忠義(23)といわゆる「ジャニーズ勢」がズラリ並んでいる。その周りを固める女優陣も水川あさみ(25)、谷村美月(18)、中越典子(28)、和久井映見(38)らやはり”旬”の顔ぶれ。年月を経てのシリーズ復活だから若返りは当然のことだが、それにしてもジャニーズ勢中心とは大胆な布陣を敷いたものだ。ともすればマンネリと揶揄されがちな時代劇にあって、その斬新さはひときわ目を引く。
近年、時代劇の世界は世代交代が遅れ、深刻な人材不足ぶりを露呈している。相応の貫禄が必要な主役クラスの後継者が十分に育たぬまま相も変わらず一部の「大御所」たちに依存し、狭まった市場の中で役をたらい回しにしている感は否めない。助さんから黄門様に「昇進」した里見浩太郎(72)は言うにおよばず、昨年テレ朝でリメイクされた『遠山の金さん』でもまたもや松平健(55)に主役を頼る始末で、桜吹雪を見せるシーンでは「なぜ”新さん”が・・・」という違和感が拭えなかったものだ(それが原因か視聴率もふるわず、数話で放映は終了している)。
そんな中、本格復活する『必殺〜』のキャスティングは、そうした閉塞状況をまさに仕事人よろしく?一撃で打破しようとするかのようだ。ジャニーズの若い女性ファン層を渋い時代劇ワールドに引き込めるか、またジャニーズ勢に拒否反応を示しそうな年配層に抵抗なく受け入れられるか。その顛末を見守りたい。
(編集部:綱川朋彦.)

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