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”愛されメイク”は誰のため?今冬メイクトレンド戦線異状アリ。

2008年12月11日 9:13

「愛されメイク」-。このキーワード、あなたも一度は女性誌で見かけたことはないだろうか。言葉のとおり、周囲や男性からの”受け”を狙ったメイクだ。アイシャドウは主張しすぎず、唇は肌に溶け込むようなベージュや馴染みやすいピンク。肌には”艶”がお約束だ。ところが、今冬この「愛されメイク」に変化が見られてきたという。もうすぐクリスマス。今回は、いままでTechinsightJapanではあまり扱うことのなかったメイクのトレンドをご紹介したいと思う。

2008年の秋冬コレクションのメイクをしたモデルたちの目元はすごんでいた。目元をダークなアイシャドウで囲み、肌は青白く唇はベージュ。陰惨な印象さえ与える。ヴィクターロルフは目元を同じようにダークにしていたが、やや抑え目。アイラインをぼかし、唇はレッドというもの。
コスメブランドの大御所「ゲラン」も、今年の7月に、20年代女性が自由を手に入れた時代に流行った、フラッパー・ルックにインスピレーションを受けて、限定コレクションを発売した。このフラッパー・ルックというものは、目元が真っ黒、口元が真っ赤。髪はぱっつんボブカット。今までやわらかい色で、ウエストを絞ったドレスが支流だったが、当時の女性たちは直線の丈の短いダークな色のドレスを着ていた。もちろんエレガントさは忘れていない。
そして、赤にインスピレーションを受けた、メイクアップブランドと言えば、M・A・Cだ。情熱の赤からインスパイアされた限定カラー・コレクション、M・A・Cホリデー2008を発表した。赤い口紅と言えば、化粧品の代表と言えるものだが、どうしても使いこなせないものがある。赤い口紅を薄く塗りクリアなレッドグロスを重ねるのも良いが、今年のトレンドはシアーよりもクリーミーな質感だ。M・A・Cも12月18日にクリーミーなリップを発売予定。イヴ・サンローランやジパンシイはダークなアイシャドウを限定コレクションで発表した。

当たり前だが、女性がメイクをするときどうしても意識してしまうのは男性や周りからの「受け」だ。どんなに赤が似合っていても、ピンクの口紅の方が親しみやすいし、くっきりとした目元よりも、やわらかい目元のほうが声をかけやすい。

しかし、メイクは”違う自分”を日常のなかで演出できるひとつの手段だ。せっかくのパーティーシーズン。女性達はもっとメイクを楽しんでも良いと思う。不景気のため、ボーナスも期待はずれなんて人も多いはずだ。そんな時期だからこそ、ドレスを新調することに先立つものがあるのなら、メイクで普段と違う自分になってみてはいかがだろう。

(編集部:吉岡 輪)
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