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駅員への暴力件数が過去最悪 飲酒伴い、22時以降に急増

2008年11月14日 12:19

今年度上期の鉄道係員に対する暴力行為の発生件数が、調査開始以来最も多くなっていることがわかった。




これは、民鉄協=日本民営鉄道協会が12日に発表したもので、東急、京王、阪急、阪神、近鉄など大手民鉄16社を対象に集計したもの。それによると、今年度上期(4月~9月)の鉄道係員に対する暴力行為の発生件数は111件にのぼり、前年比29件の増加となった。

これは過去最悪だった平成18年度上期の93件を大きく上回り、平成12年度の調査開始以降最も多い件数となっている。

曜日別件数では土曜日が23件で最も多く、次いで木曜日の22件、金曜日の17件となっており、逆に最も少ないのは月曜日で9件だった。また、時間帯別に見ると22時から終電までの深夜帯が45件と最も多く、始発から9時までの朝帯は12件で最小となっている。

民鉄協によると、暴力行為は木曜日から土曜日の週末にかけての22時以降、飲酒を伴った場合に多発する傾向にあるという。加害者の飲酒状況を見ると、飲酒ありが74.2%で、飲酒なしの25.8%を大きく上回っている。

また、年代別に見ると30代が25.0%と多いものの、他の世代と比べて大きな差はなく、20代以下から60代まで幅広い世代が加害者となっていることわかった。

これから年末年始期間にかけては飲酒する機会が多く、例年暴力行為が発生しやすくなるため、鉄道事業者各社では来月から暴力行為の防止を訴えるポスターを掲出するなど、警戒を強めることにしている。

◆日本民営鉄道協会の発表
http://www.mintetsu.or.jp/society/news/Individual/6083.html
◆今年7月、各駅に啓示されたポスター
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2008/07/20i79200.htm

(編集部 鈴木亮介)

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