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【どっちが勝ち組でショー!】「小室 哲哉VSプリンス 日米五十路アーティスト紆余曲折対決!」

2008年11月7日 0:28

今回の【どっちが勝ち組でショー!】は、今週5億円詐欺容疑による逮捕で世間を賑わすTKこと小室 哲哉と、TKと時を同じく80年代後半~90年代世界的な人気を博した「殿下」ことプリンス。二人共1958年生まれの今年50歳。バンド活動を経てソロミュージシャンとして大成功し、数々のアーティストをプロデュースも成功。仕事上のトラブルを抱える所までの共通点は多い。明暗を分けた日米ビックネームの紆余曲折を探る。




プリンス(Prince, 1958年6月7日生れ )はミネソタ州ミネアポリス出身の黒人ミュージシャン。本名、プリンス・ロジャーズ・ネルスン。1978年のファーストアルバム以降、ロック、ファンク、ソウル、ブルース、ジャズ、ニュー・ウェイヴ、ヒップ・ホップを自在に取り込んだ独自の音楽性と、繊細で美しい顔立ちにハデな衣装の似合う華奢な体つきで男女問わず多くのファンを惹きつけた。奇抜なダンサーを従えてのパフォーマンスはロックでありながらファンタジックで、大量の花に囲まれたステージなどの演出からその名の通り音楽界の王子といわれた。日本では格闘技大会 K-1のオープニングに曲が使用されている。

シーラ・E をはじめ、多くのアーティストのプロデユ-スや楽曲提供をこなし、その間に自身のアルバムでも大ヒットを飛ばし続けたプリンスは、1984年、半生を映画化した「パープル・レイン」により、世界的人気と代表曲を勝ち得る。映画「パープル・レイン」は、2002年にエミネムが主演した半自伝的映画『8 Mile』に似た成功物語だが、殺伐とした貧困を描いた『8 Mile』に比べ、80年代作品の「パープル・レイン」は身に付ける衣装やバイクなど美意識の高い作品である。続編映画の失敗や、セールスの低迷に加え、レコード会社ワーナー・ブラザースとの契約トラブルで「パープル・レイン」が歌えないなど窮屈な音楽活動を強いられた苦境続きのプリンスは、その後あまり日本に活躍が伝えられなくなっていった。

そんなプリンスが再起をかけたのが、いち早く注目した曲のネット配信だった。予想は見事に的中し、ネット音楽事業は高セールスを上げていった。現在では、レコード会社とのトラブルも解消し、グラミー賞のオープニングや、スーパーボールのハーフタイムショーなど、華やかな場面でのゲスト出演も多い。ロックの殿堂入りを果たし、ビヨンセなど、彼を見て育った世代のアーティストもたくさん生まれている。プリンスの中世的な容姿から、ゲイと勘違いする人もいるがそれは無く、2度の結婚をしている。現在は独身だがスキャンダルはあまり聞かれない。

小室 哲哉(1958年11月27日生れ)に関しては、ここで今までの功績と転落を言うまでも無いが、音楽に非凡な才能を表した学生時代、TM NETWORKやglobeの人気度、華原朋美、安室奈美恵などのプロデュースなど、初期の活躍はプリンスと共通点も多い。しかし本能のまま生きる幼稚な性格が、だらしのない女性関係や無計画な巨額投資など解決しがたいトラブルを招く。他人に気を使う優しい男性だというが、華原朋美をあっさり切り捨てたり、著作権売買を方々に持ちかけたりと非情で狡猾な面を持つ。イエスマンだけを身近に置き見栄や儲け話に弱いまるで裸の王様である。借金を繰り返すも贅沢な生活を続けた小室の転落のカウントダウンはずっと前から始まっていたのだろう。

今回のどっちが勝ち組かは前者のプリンスに他ならないが、何十億と動かす金が大きいということは人間の金銭感覚を麻痺させ本来の人生から道を踏み外す可能性が高いということを小室は身をもって証明した。ネット配信で再起を果たしたプリンスのように、小室の音楽をもう一度聴くことができるだろうか。昨今の経済破綻にはすさまじいものがあり、儲けるだけ儲けて逃げる建設会社や、大損失を出しても更に税金が流し込まれる新銀行東京など、小室よりも酷い金銭問題は多大にある。それは他人事ではなくいつ我が身に降りかかるかわからない。“かつての時代の寵児の転落”だけが不況のあおりではないのだ。

プリンスのファンサイト「partymind」

小室容疑者、KEIKOと離婚していた…TMは「復活ある」11月05日 スポーツ報知


(編集部:宇佐木野ミミ)
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