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一部週刊誌や、スポーツ新聞上にて、その自分勝手ぶりが報じられるKAT-TUN(カトゥーン)のメンバー、田中聖(22)。仲間につっかかっては一人浮き、深夜の街中で遊び歩く田中の行動は、現状に流されまいと抵抗し、必死でもがく孤独なアイドルの性(さが)なのか。田中聖は、他のメンバーと何かが違う。その真相を探る。
今年夏に行われた、KAT-TUNサマーコンサート。東京ドーム5万人以上の大歓声の中で、数々のヒット曲を歌う。普段は不仲も噂されるが、ワイドショーでの中継からは、ファンを喜ばせたいメンバーの気持ちは一つのように見えた。チケット1枚約8千円。グッズ含めツアー全体の売り上げはざっと数十億円。20代の彼らはとてつもない金を稼ぐ。
メンバー赤西不在時にグンと人気を上げた田中だが、彼のようなタイプは、ジャニーズで個性を発揮するのが難しい。V6の森田剛も、今井翼も今や大御所の近藤正彦もデビュー当事は、それぞれの時代に合わせた不良っぽい雰囲気をウリとしていたが、人気定着と共に好青年に変身させる。ジャニーズの手法だ。もともと不良じゃない彼らはそれで成功している。
しかし田中は、なぜか自ら仲間に暴言を吐いたり、街中でナンパしたりしてわざわざ不良を演出し続けている。それはなぜか、答えは簡単だ。田中の個性に合った役が来ないからだ。田中の得意とするキャラクターが、今の時代に会わない。主演した『特急田中3号』では優柔不断の青年を演じ、これが田中に適役だったかというとそうではなかろう。本来なら、「クローズゼロ」や、「ルーキーズ」のような古く男臭い作品の方が田中の個性が活きるのだが、KAT-TUNにいるかぎり、これらのハードすぎる役は絶対に演じられない。ここが彼を苦しめるジレンマの一つであろう。
また、数々の女性タレントとのツーショット現場を押さえられ、奔放な下半身とあるが、本当にそうだろうか。本来、ヤンキータイプの男性は、結婚が早い。二十歳そこそこで、子持ちになり、すっかり落ち着いてしまう人が多い。しかし、アイドルの田中はそうはいかない。しかも最近のジャニーズ事務所所属のアイドルグループは、旬が長い為、なかなか結婚できない。今年デキ婚を発表した、TOKIOの山口達也も36歳。世間一般ならとっくに結婚している年齢だ。若すぎる田中が、何年間も隠して本命の恋人と付き合うには相当の覚悟がいる。必然と遊びの付き合いをくり返すのではないか。
一般人の記者でさえも「田中を渋谷のクラブで見た。」とか「友達になった。」などという若者の会話を山の手線内で聞いたことがある。垣根を作らず、フレンドリーなイメージは悪くないが、あまりにもガラス張りの私生活は、危険だ。思わぬ失墜を招くことがある。悪意を持つ人物や、暴力、薬物の誘惑も避けられない。そういう輩は、人気に陰りが見え始めると近づいてくる。寂しがりやな田中はこれらを上手く回避できるであろうか。この先の活躍を希望するのなら、気をつけてほしい所だ。
荒々しい表面と繊細な内面を持つ田中は、他のメンバーには無い特別な魅力を持ち、俳優としての将来性も大きい。後はピッタリとはまる役が来るのを待つしかないであろう。
グループ内で誰がトップかでモメたり、クラブで暴れている場合では無い。田中聖がやるべき事はただ一つ。誰にも真似できない才能を磨く事だ。
・参照記事15日付 内外タイムス「KAT-TUN グループ内に不協和音」
・ KAT-TUN 公式インフォメーション
(編集部:空野ひこうき)
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