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”トランス脂肪酸”がここ1年ほど注目されている。日本ではドーナツのCMが一番その名を広めた感があるが。
米・カリフォルニア州ではこのトランス脂肪酸が、健康を害する恐れがあるということで、使用禁止の法案が成立した。
米・カリフォルニア州知事といえば、アーノルド・シュワルツェネッガーである。筋肉はもとより健康にも配慮しているであろう、肉体派俳優だ。
そうした健康への意識から、トランス脂肪酸にも他の州知事に比べて迅速に対応したとも考えられる。
2008/7/26asahi.comによると、
7月25日、米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事はトランス脂肪酸を含む食品を州内の飲食店から追放する州法案に署名し、同法が成立した。
これにより、同州内の飲食店は10年以降、トランス脂肪酸の削減を進め、ゼロにすることが義務付けられる。11年には、トランス脂肪酸を焼き菓子やパンなどに使うことも禁止される。
トランス脂肪酸は植物油などを加工するときに主に生じる物質であり、マーガリンや揚げ物の油、菓子やパンづくりに使われるショートニングなどに含まれる。
トランス脂肪酸を取りすぎると血液中の悪玉コレステロール(LDL)が増えて、動脈硬化や心疾患の危険性が増すことが問題になっているのだ。
メタボリック症候群など肥満による病気が深刻な米国では、ニューヨーク市などで実質禁止しているが、州レベルで法案を成立したのは今回のカリフォルニアがはじめてだ。
日本でもメタボ対策が話題となり、健康指向が高まる中で、さらにトランス脂肪酸低減が進む可能性がある。
(編集部:TAKESHI)