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今ではストリートミュージシャンもめずらしくないが、井上陽水がデビューした1970年代にはまだめったに見かけない光景だった。今となっては陽水の路上ライブを見る事はまず難しいだろう。そこでオダギリジョーが代わりに演ってくれることになった。
井上陽水の「傘がない」を始めて聴いた時、「何だこの歌?」と違和感を覚えた。まだ、中学生だった。当時としては今流行りのラップが出だした時と同じくらい画期的な曲だったのだと思う。聴くうちに”都会では自殺する若者が増えている”というフレーズにそれまでの歌とは違う魅力を感じてどんどん引き込まれていった。きっと、みんなそうだったのだろう、曲は大ヒットして井上陽水はあっというまにトップミュージシャンになった。当時、外国のミュージシャンでしかありえないと言われた、LPレコードのミリオンセラーまで実現したのだった。
そんな陽水のやはり詞が心に染みる曲「人生が二度あれば」
”母は今年九月で62、顔のシワは増えていくばかり・・・”といった涙なしでは聴けない歌だ。
その詞に感動したというオダギリジョーが陽水の路上ライブを演じるこになった。
2008/7/9の
オリコンニュースによると、
井上陽水が発売する、ニューアルバム『弾き語りパッション』に収められた「傘がない」のミュージックビデオを作成。このビデオは陽水が同曲をヒットさせた若き頃に路上で演奏しているという設定になっている。
若き陽水を演じるのが俳優オダギリジョーで、撮影は神奈川県桜木町駅前で行われた。撮影には約2000人ものギャラリーが集まったという。
(ちなみに、路上ライブ出身の草分け的ミュージシャン”ゆず”は桜木町の観覧車をいつも見ていたらしい)
オダギリは映画『東京タワー…』に主演したが、その際映画のパンフレットに載っていた「『人生が二度あれば』の詞に感動した」と話していたことから、今回ビデオの件を関係者が陽水とオダギリに提案し実現した。
陽水を演じるにあたり
「真似するのはやめました。独特な唄い方で似せることはできないですね」
とオダギリは語り、自分なりの路上ライブで挑んだ。
陽水は収録後の感想で
「ハンサムだね、想像していたよりずっといいね」
「以前から『東京タワー』など見てきましたが、本当に才能のある人だと感じました」
とオダギリを絶賛していた。
気に入ると結構胸襟を開く井上陽水、奥田民生との付き合いなどはよく知られる。
陽水、オダギリのコラボで次も何かやってくれるかもしれない。
『弾き語りパッション』は陽水の」1970年代の代表曲を弾き語りしたベストアルバム。
2008年7月16日発売。3000円(税込み)。
(編集部:TAKESHI)
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