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今日はエルメス、明日はヴィトン?高級ブランド品レンタルサービルサイト登場

2008年6月25日 10:08

 高級ブランド品の魅力はどこにあるのだろう。

 デザインが洗練されていることだろうか、品質が保証されていることだろうか、修理を重ねても美しく、永きにわたり愛用できるからだろうか?

 どれも理由としては十分だと思う。

 が、私がブランド品に身惚れてしまうのは、その品々を通して見えるその社歴の奥深さや、ロングセラーにまつわるサイドストーリーに惹かれるからだ。




 ルイヴィトンは、トランク工場から始まり、伝統の職人技を守りながらも革新的なデザインで人々を魅了し続けてきた。1999年に発売されたサイバーエピラインの発想には驚かされた。

 シャネルは、コルセットを「女性を縛りつける不便な道具」として使用せず、古い因習から女性が解放される時代をファッションで表現したココ・シャネルのブランド。ほかにも、喪服にしか使われなかった黒をシンプルでエレガンスな色としてドレスに使用したり、着心地を追求したジャージのドレスを発表したりと、常にモードのみならず女性の生き方をリードしてきた。

 エルメスは馬具工房を祖とし、その製作技術の高さからナポレオン3世やロシア皇帝など、数々のセレブリティを顧客としていた。自動車社会への変遷の際、経営を多角化したが、厳選した素材の使用や製作技術の維持を第一として最高品質を追求し続け、多くの信者を得ている。

 由緒あるブランド品には、脈々と受け継がれる精神やはっきりと形作られたイメージがあり、有形にも無形にもその会社のポリシーを主張してしまう。
 それが魅力でもあるのだが、安易に持つのがためらわれる原因でもある。

 はたして、そのブランドのイメージが自分に合うのかを考えると迷うのだ。
 似合わぬブランド品をちぐはぐに持つのは無粋な気がして、その場のノリや自分の好みだけで買うことがなんだかはばかられてしまう。しかも、高価な買い物だ、絶対に失敗したくない。

 車のレンタルのように購入前に色々乗って考えられればいいのに、と思っていたら、ブランド品のレンタルサービスが日本でも登場した。

 ニューウェルが運営、高級ブランドバッグ・アクセサリーのレンタルサービスを提供するサイト「Cariru」では、憧れのブランドの品々を1週間からレンタルできる。

 レンタルのシステムはインターネットで申し込みを受け付け、レンタル品を申込者の自宅まで配送、返却は宅配便業者が引き取りの完全宅配システムとなっている。忙しくて店舗に足を運ぶ時間のない人も、自宅でゆっくり借りたい品物を検討できる。
 ちょっと特別な日にだけ使えればいいと言う人も、その時のファッションに合わせたブランドのバッグを選ぶことができる。

 自分に合わせたブランド品を持つのもいいが、今日はエルメス、明日はヴィトン、とブランドのイメージに合わせた自分を演出してみるのも楽しいのではないだろうか。
 意外と、新しい自分に出会えるかも知れない。

参照:http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=26171

(編集部 須田翠)

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