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もうすぐ来るよ「全員便」!年金特別便を全員へ発送へ

2008年4月2日 15:51

内容が分かりにくいなどで物議をかもしていた、社会保険庁からのお知らせ「ねんきん特別便」。
今度は、名寄せでは記録の不備が見つからなかった、すべての年金受給者と現役加入者の、計約9500万人に対し、加入記録の確認を求める「ねんきん特別便」(通称・全員便)を発送する。今日から、第1弾として、約150万通の発送を始めた。
大丈夫、関係ないよ、と思っていたあなたのお宅にも、緑の封筒が届くはず。届いたらきっちり確認、訂正がない場合も返送の手続きが必要なのでお忘れなく。




3月までに発送された特別便は、名寄せ作業の結果、記録漏れの可能性が高い約1030万人が対象だった。
しかし、特別便の内容がわかりにいうえ、記録漏れに気付いていない人が多く、物議をかもしていた。舛添厚生労働相は先月21日の記者会見で、「3月までに受け取った人は何らかの問題がある。電話なり、社会保険事務所に行くなりしていただけると、問題の解決が進む」と述べ、記録確認の徹底を求めている。
社保庁によると、送付済みの人のうち、記録を訂正したのは1割未満の約33万人、約83万人は自分の記録に「訂正なし」と回答した。しかし、実際には、社保庁が「訂正なし」の回答者のうち、記録の持ち主が1人に絞り込めた人に電話や個別訪問で確認したところ、約8割に記録漏れがあったことが分かっている。

今回の全員便は、名寄せでは記録の不備は見つからなかった人が対象。しかし、旧姓の記録が抜けているなどの記録漏れの可能性はあるため、同様に確認が必要となる。
これまでは青い封筒だったが、今回は緑の封筒で届く。訂正がない場合でも、同封の「年金加入記録回答票」に氏名、電話番号や旧姓を記入して送り返す作業が必要となる。

それにしても9500万人全員に手紙とは、なんとも大規模。この一連の問題の解決には、一体どれだけお金がかかってるんだろう、と物価高のこの時代、腹の底からのため息をつきたくなる。
以前までは「年金は国が保証する、大丈夫!」と政治家のセンセイは口を揃えていたのに、この騒ぎ。しかもこれは、社会保険庁のミスを収拾するための事態で、いわばマイナスからふりだしに戻るだけのこと。年金制度の健全な存続のための改革については、その先の話というから、心底老後が不安になってくるというものだ。
と、ぼやき続けても無駄にお腹が空くだけなので、せめてこれ以上、この大失態の後処理に貴重な税金が使われなくてもすむように、全員便の封書が届いたら、速やかに確認して返送しよう。

(編集部 上芝まいこ)

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