執事カフェにお勤めの執事さんの宿命は「たった一人のお譲様のために尽くすこと」だそうだ。
本当にそれが彼らの使命だろうか?
否!執事たるもの、館の全体の引き締め役であったはずだ!(ジーク・ジ……)
朝は誰よりも早く眼を覚まし、新聞にアイロンをかけ(主人の手にインクが付かないように)、快適な目覚めをサポートするコーヒーを淹れ、栄養バランスに気を配った食事を供する。
ただ主人を想って細部に手を抜かず、管理人たちの動きに抜け目なく眼を配る。
判り易い例を引くならば、「アルプス少女ハイジ」のロッテンマイヤーさん辺りが妥当だろうか。あの完璧主義、潔癖さ、曲がったことが大嫌いで、たとえお嬢様であろうとも甘やかすことなく正道へと導くのが彼女の役目……。
しかし、それではあまりにも浪漫がない。
この世紀の萌え全盛期に、執事という存在に豊富な価値と輝きを与えるには、やはりその動機付けとして「主人もしくはお譲様への愛」がなければならないのだ。
それも、クールに正した襟の奥深く秘めた、穏やかで包容力溢れる温かな愛。
「クールで温かってなんだそりゃ」と矛盾を感じる向きもあろう。が、その表裏の裏腹加減が乙女ゴコロを擽るのである。
ひねくれや斜に構えた青っ臭い裏腹ではない、己の分を知り、その立場を弁えた上での大人の裏腹。「胸がキュンキュンしちゃいまぁす。」はメイドの専売特許ではない。控え目なホロ苦執事には、お譲様だってキュンキュンしちゃうんである。
ところがどっこい、完璧なホロ苦執事を具現するために、越えなければならない壁がある。
声だ。
見た目はメイクや服装でつくる事ができるが、声と言う奴は一朝一夕にどうにかなるものではない。
クールでいて突き放さない、温かいのに甘くない。そんな声が欲しいと言えば、思い浮かぶ声優がいる。
「あーさん」こと石田彰である。
これまでに『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲルや『幻想魔伝 最遊記』シリーズの猪八戒、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのアスラン・ザラに『ケロロ軍曹』シリーズのサブロー先輩と、そのクールと温かみの程よくブレンドされた声で、「人よりちょい上目線なところもありながら、周囲の人気と信頼を得ている」設定のキャラクターを多くこなしてきた。
大人しくて芯の強い『吟遊黙示録マイネリーベ』シリーズの石月ナオジ辺り、新米執事のイメージにぴったりなのではないだろうか?
そんな「あーさん」声の執事さんがいたら……これはもう、はまるっきゃない!
ソニー・デジタルエンタテインメント・サービスは「ポケットの中に、わたしだけの執事」をコンセプトに、朝・昼・夜の挨拶から呼び出しやメール着信など、日常のさまざまな場面で使える着ボイス「ポケット執事」を電子コミックサイト「まんちゅ」で配信している。
着ボイスの他、待ち受け画像やデコメも合わせて配信中。
「たった一人のお譲様」な貴方の携帯へ、執事がトキメキをお届けします。
参照:http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=24185
(編集部 須田翠)